窓シャッターの交換や後付けのリフォーム費用|手動と電動の違いは?

窓シャッターの交換や後付けのリフォーム費用|手動と電動に違いは?

窓のシャッターの動きが悪くなってきた、音がうるさいなどの理由で交換をする場合も、雨戸を取り外してシャッターを後付けする場合にも、確認しておきたいポイントが3つあります。

電動と手動のシャッターの使い勝手の違い、雨戸とシャッターの違い、交換や後付けにかかる費用です。それぞれについて確認していきましょう。

雨戸をつけない住宅が多い新潟でも窓シャッターは便利

雨戸をつけない住宅が多い新潟でも窓シャッターは便利

新潟は雪が多く降るので、雨戸が凍結して開閉できなくなることがあり、窓には雪囲いをして雨戸をつけない住宅が多くあります。台風被害が少ないことも雨戸に必要性を感じない理由のひとつでしょう。

ただ、新潟市など降雪量が少ない地域では、窓にシャッターをつけると、侵入窃盗から住宅を守れます。雪の多い地域でもシャッターは雨戸と違って、寒さによって変形する心配がありません。

シャッターに対して、部屋が暗くなるから嫌だな…雨戸の開閉時間で生活の時間帯が近隣の人にわかってしまう…と感じる人もいらっしゃることと思います。

ただ、シャッターの中には陽射しを採り入れるタイプやタイマーで設定した時間に開閉するタイプもあります。新潟では雨戸と同じようにシャッターも不要とお考えの方が多いのですが、シャッターには雨戸にはない利便性や快適性があり、雨戸の持つ寒さで歪むという弱点もありません。

雪囲いに変わって窓を雪から守り、防犯や就寝時の防音に役立つシャッターについて詳しくご説明します。

交換や後付けをする際の窓シャッターの選び方

利便性と快適性の高い窓シャッター

交換や後付けをする際、シャッターの選び方で使い勝手とリフォーム費用が大きく変わりますす。シャッターをつける部屋の使い方や予算に合わせて選ぶ為、それぞれの特徴を確認していきましょう。

手動シャッターの特徴

電動シャッターと比較すると、予算を抑えられることが大きなメリットです。家中の窓にシャッターをつける場合には大幅にリフォーム費用を抑えられます。

ただ、開閉音の大きさを気にされる方もいらっしゃることと思います。確かに古い手動シャッターには音がうるさく、近隣から苦情が出てトラブルになるなどの問題がありました。

新しいタイプの手動シャッターは電動タイプほどではありませんが、かなり開閉音が抑えられるようになっています。

電動シャッターの特徴

電動シャッターには、利便性と快適性が備わっています。

電動シャッターの利便性

リモコンで操作できる為、窓を開けなくてもシャッターの開閉ができます。また、遠隔操作タイマー操作ができるタイプもあります。

例えば、スマホを使った遠隔操作によって外出先からシャッターを開閉できます。思いがけず帰宅が遅くなってしまった時でも安心です。タイマー機能も付いているので日が昇る時刻や日が落ちる時刻に合わせて開閉するように設定できます。

シャッターを閉じていると朝、部屋の中が暗いのが嫌、旅行中シャッターが閉じっぱなしになっていると留守をアピールしてしまうなどの問題がおこりません。

電動シャッターの快適性

風と光を通すタイプのシャッターもあります。シャッターのスリットが可動式になっていてブラインドのように角度を変えられるタイプと、スリットに通気孔がついているタイプがあります。どちらも陽射しや風の量や外部からの視線を調整できます。

昼間はスダレやブラインドのような働きをし、夜間は防犯の役目を果たします。

関連コラム シャッターを窓に後付けするリフォームのメリットデメリット|費用と工事方法は?

窓シャッターの選び方

経済性を考えると手動シャッター、利便性と快適性を考えると電動シャッターが優れています。家中の窓にシャッターをつける場合には費用も嵩みますので、暮らし方や部屋の使い方にあわせてシャッターを選ぶことをおすすめします。

お子さまが先に帰宅することが多く、遠隔操作が必要になることがある場合には、スマホで操作できる機能がついた電動シャッター、長時間を過ごす部屋には風と光を通すシャッター、朝と夕方だけしか開閉せず、日中は使用しない部屋には手動シャッターというような選び分けをすると予算を抑えられます。

窓シャッターや雨戸の不具合

住宅の窓シャッター

窓シャッターは取り付けから年数が浅いにも関わらず、お手入れ不足による不具合が起きた場合には、修理で解決できることがあります。一方、経年劣化による不具合や、開閉時の騒音は修理では解決できないことが多いです。交換した方が良い不具合を見ていきましょう。

電動シャッターの不具合

シャッターを巻き取る役目を担っているスプリング・シャフトが経年で劣化すると、巻取りがうまくいかなくなることがあります。巻取りがうまくいかなくなると、シャッターが上がらなくなったり、上げている途中で止まってしまったりします。

比較的新しいシャッターがオイル切れで動きが悪くなっている場合には、注油をして調整すると解決することもありますが、多くの場合は経年劣化が原因です。

また、シャッターが止まる位置に信号を送って上げ下げを制御するリミットスイッチが故障すると、シャッターが下がらなくなってしまいます。故障の原因はほとんどが経年劣化ですが、比較的新しいシャッターであれば、調整で解決することもあります。

耐用年数を過ぎている場合には、経年劣化が不具合の原因であると考えてよいでしょう。

手動シャッターの不具合

古いタイプの手動シャッターで最も多く聞かれる悩みは、開閉音の大きさです。もともと音がうるさかったのに、経年でますます音が大きくなることがあります。

その原因には、錆びや汚れで摩擦音が発生している、シャッターを構成しているスラットがずれている、シャッターを巻き取るシャフトが摩耗しているといったことが挙げられます。どれも経年劣化が原因で発生する現象です。

雨戸の不具合

雨戸が動かしにくくなる原因には、レールに土埃が溜まっていることと、戸車が歪んだり破損したりしていることが挙げられます。新しい雨戸の場合には、土埃を取り除き、業者に依頼して戸車交換をするだけで解決します。

一方、開け閉めする際に動きにくいだけではなく異音がする、閉じても枠と雨戸の間に隙間ができるなどの現象がある場合には、雨戸やレールが経年で歪んでいることが考えられます。このような状態になった雨戸は、修理では解決できないので交換する必要があります。

窓シャッターを交換する手順と費用相場

窓シャッターを交換する手順と費用相場を説明している人

窓シャッターの交換は大掛かりな工事は必要なく、今あるシャッターを取り外して新しいシャッターを取り付けるだけなので、1日で完了します。

施工業者から見積もりを取り、予算に合えば現地調査を依頼します。現地調査で施工業者がシャッターのサイズを測り、メーカーにオーダーを出します。数日後に完成したシャッターの取り付け工事をするという流れです。

手動シャッターも電動シャッターもサイズによる製品価格の違いがありますが、電動シャッターはその他に機能性の高さによって大きく製品価格が変わります。

  • ・ 手動シャッターの交換費用 1020万円
  • ・ 電動シャッターの交換費用 1540万円

 

この取り付け費用の他に、2階以上のベランダのない窓にシャッターを取り付ける場合、足場や高所作業車が必要になり、その分の費用がかかります。

足場を組む費用はおよそ1㎡に対して800円前後です。シャッターのサイズや窓の高さにもよりますが、2万円~6万円程度です。オペレーター付き高所作業車は13万円程度です。

関連コラム シャッターの値段を抑えるポイントと設置にかかる費用|事例も紹介  

雨戸を取りはずして窓シャッターを後付けする手順と費用相場

雨戸をお使いの住宅で雨戸を取り外してシャッターをつける場合、壁を壊して戸袋を取外す方法と、戸袋は残す方法があります。戸袋を取り壊す方法は壁を壊して補修する大掛かりな工事になり費用がかさむため、一般的には戸袋は残す方法が取られます。

戸袋を残す場合は、戸袋ごとシャッターで覆う方法と、窓だけにシャッターをつける方法があります。

  • ・ 戸袋を残す場合の手動シャッター後付け費用 1020万円
  • ・ 戸袋を残す場合の電動シャッター後付け費用 1540万円
  • ・ 戸袋を取り壊す場合の手動シャッター後付け費用 5060万円
  • ・ 戸袋を取り壊す場合の電動シャッター後付け費用 5580万円

 

ガレージのシャッターについてはこちらからどうぞ
>>>関連コラム ガレージ用シャッターの種類と選び方|シャッター付き車庫の利便性と注意ポイント

シャッターは台風や侵入窃盗から窓を守ってくれますが、古くなってくると開閉音がより大きくなったり、動きが悪くなったりします。そのまま放置していると動かなくなってしまうこともあります。

近年は陽射しと風を採り入れられるシャッターや、リモコンで操作できるシャッターもあり、使い勝手が向上しています。雨戸はいらないと思っていたけれど、シャッターならつけてみようかな…という方も、そろそろシャッターの動きが怪しくなってきたという時にもお気軽にご相談ください。

 

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窓屋窓助編集部

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