勝手口をなしにすると後悔する?必要性の確認ポイントと使い勝手を良くする方法
勝手口をなしにすると後悔するだろうか?キッチンに防犯性の低さや寒さ、暑さなどの問題があり、なしにした方が良いかもしれないと考えることがあるかもしれません。
決断する前に、勝手口のある家ではどのように勝手口を活用しているのか見ていきませんか?併せて、せっかく取り付けられている勝手口を使いやすくする方法を確認していきましょう。
Contents
勝手口はいらなかったと考える理由と解決策
勝手口はあるけれどドアも老朽化してきたので、この機会に窓に取り替えるか、壁にしてしまおうかな…とお考えになることはありませんか?あれば便利な勝手口をなくしてしまおうと考える理由には防犯性の低さ、寒さや暑さが挙げられます。
防犯性の低さ
住宅を新築する際、出入り口が2か所になると防犯性が低下するという考えから、勝手口を設けないケースもあります。勝手口の防犯性が低下する理由は、おもに外部からの視線が届きにくいことと、勝手口ドアの簡易な鍵です。
通りに面している玄関は、住宅全体のイメージに大きく影響します。その為、室外機やゴミの仮置きはしたくないと考える方が多く、勝手口周辺に置くことが多いです。
さらに、その生活感が表に見えないよう、目隠しフェンスや植栽を設置する為、近隣からの視線が届きにくくなっています。また、通りに面していない勝手口は通行人の視界にも入りません。
そのような事情から、外部からの視線が届きにくい為に、防犯性が低下している勝手口は少なくありません。
また、玄関ドアと違い、簡易な鍵がつけられている勝手口ドアは少なくありません。その上、ダブルロックになっていないドアもあります。
勝手口からの冷気で寒さが厳しく結露も発生する
勝手口のあるキッチンや洗面所は、冬になると勝手口ドアの隙間から暖房の熱が逃げ、冷気が侵入してきます。結露が発生することも多いでしょう。特に朝食やお弁当作りの時間帯は冷え込みが強いので大変です。
ダイニングと隣接している間取りでは、食事中に足元が冷えることもあります。脱衣所を兼ねている洗面所であれば、入浴の前後の支度を寒い環境下でしなくてはなりません。
勝手口からの日射熱で室温が上昇する
夏は勝手口ドアのアルミサッシやガラスを通して太陽熱が室温を上昇させます。エアコンの効きが悪くなり、火を使った調理をする時は大変です。
勝手口をなしにすると後悔する理由…重宝している皆様の使い方
勝手口がある暮らしが日常生活に溶け込んでいらっしゃる皆様にとっては、便利さが当たり前になっていることと思います。その為、勝手口をなくしてしまおうかと考える際には、その利便性がなくなるということを確認した上でなくすかどうかを考えることが大切です。
窓屋窓助が勝手口交換をしたご家庭では、皆様便利に勝手口を活用していらっしゃいました。具体的にどのような使い方をされているのかご紹介します。
食料品の搬入がしやすい
勝手口ドアがあると、買い出し後の大量の食料品を、玄関を通らずに直接キッチンに搬入出来ます。勝手口の近くに自転車を置くスペースを設けるとより便利です。
ゴミ出しがしやすく仮置きもできる
家の中で最も多くのゴミが出る場所はキッチンです。夏場の生ごみはニオイがするので、できればリビングや玄関を通らずに外に出したいのではないでしょうか?
勝手口があれば、直接ゴミ出しに行けます。また、回収頻度の低いプラゴミや紙ごみ、危険物などの仮置き場を勝手口ドアの周辺に設置しておくと、家の中で保管せずにすみます。
洗濯物を干しに出やすい
2階建ての住宅では洗濯物は2階のベランダに干すというご家庭も多いと思いますが、洗濯物の量が多く、1階にも物干し場を設けているという場合、勝手口があると干しに出やすいです。
リビングの掃き出し窓を利用している方もいらっしゃいますが、窓が通りに面しているので、勝手口側に物干し場を設けているというご家庭もあります。
この場合、風除室を設けておくと、雨や雪の時でも洗濯物が干せます。また、前述した紙ごみを仮置きする場合も濡れずにすみます。ベビーカーや子どもの自転車も置けるので便利です。
風除室について詳しくはこちらから
>>>玄関まわりや物干し場として囲う風除室。 吹き込む雨や雪、風を防ぎます。
キッチンや脱衣所が明るくなる
太陽光には室温を上昇させる面もありますが、室内を明るくするという効果もあります。キッチンには勝手口以外にも窓があると思いますが、窓のない洗面所や脱衣室などは採光デザインの勝手口ドアを選ぶと明るくなります。
風が通るキッチンや洗面所になる
キッチンは調理の水蒸気やニオイがこもりやすく、浴室と隣接している脱衣所は湿度が高くなりやすい環境です。窓を開け閉めできる勝手口ドアが取り付けられていると、手軽に換気ができ、湿度が高まったりニオイがこもったりすることを防げます。
このような便利さは、当たり前の日常になっていて改めてありがたく感じることは少ないと思います。一方、寒さや暑さは日々の快適性を、防犯性への不安は安心な暮らしを損ないます。
その結果、勝手口ドアが老朽化してきたこの機会に、なくしてしまおうか…とお考えになることもあるでしょう。ただ、寒さや暑さへの不満と防犯性への不安を解決して、快適に勝手口を使い続けるという選択肢もあります。その方法は最新の勝手口ドアへの交換です。
便利で快適なキッチンを実現する防犯性の高い勝手口ドア
YKKAPの勝手口ドアへの交換は、寒さや暑さへの不満と防犯性への不安を解決します。
冬でも暖かいキッチン
アルミ樹脂複合枠と複層ガラスが組み合わされている勝手口ドアは、暖房の熱の流出を抑えます。また、交換の際に建付けの悪さが解消されて隙間がなくなるので、冷気も侵入しなくなり、冬でも暖かいキッチンが生まれます。同時に断熱構造の勝手口ドアは、結露の発生も抑えます。
夏の室温上昇を抑えられるキッチン
勝手口ドアに組みこむガラスの中には太陽熱と紫外線を遮るLow-E複層ガラス遮熱タイプもあります。陽射しが強く入るキッチンには、遮熱タイプのガラスを選ぶと夏の室温上昇が抑えられます。
ロックしたまま風を通せる脱衣室や洗面所
脱衣室や洗面所は、使用していない時間帯にも換気をする場所です。ロックしたまま開放できる上げ下げ窓のついた勝手口ドアなら、安心して長時間に渡って換気し続けられます。
ピッキングに強い2ロックの勝手口ドア
玄関ドアが2ロックになっているのに、勝手口ドアには1つしかついていないという住宅は少なくありません。この現状が勝手口ドアは防犯性が低いと思われてしまう原因の一つです。
最新の勝手口ドアには玄関ドアと同じように、現在最も防犯性が高いディンプルキーが2つ取り付けられています。また、デッドボルトはこじ開けようとしても食い込んで開けにくい鎌錠です。
加えて室内側の鍵を操作するツマミ(サムターン)は、万が一ガラスを破られて腕を差し入れられてしまっても操作できないよう、着脱できるようになっています。
最新の勝手口ドアについて詳しくはこちらのコラムからご覧いただけます。
>>>勝手口ドアをおしゃれにリフォームしたい|デザイン・色・外観で選ぶ人気ランキングと事例
>>>勝手口ドアの断熱リフォームのメリットと注意点や費用の目安
YKKAP 勝手口ドア リフォーム費用
勝手口ドアを交換するリフォーム費用は勝手口ドアの製品代と工事費です。勝手口ドア本体は全て断熱ですが、枠の種類やデザイン、通風機構の有無で製品価格が変わります。
枠 | 通風 | デザイン | 製品価格 | 工事費込み費用 |
アルミ | なし | 全面ガラス | 9万9,705円 | 18万9,805円 |
中桟付き | 11万1,805円 | 20万1,905円 | ||
通風 | 一本格子井桁格子
ラチス格子 横格子 |
12万3,850円 | 21万3,950円 | |
樹脂複合 | なし | 全面ガラス | 14万955円 | 23万1,055円 |
中桟付き | 15万3,055円 | 24万3,155円 | ||
通風 | 一本格子井桁格子
ラチス格子 横格子 |
16万5,100円 | 25万5,200円 |
ご自宅の勝手口ドアのサイズにあった製品のご紹介やお見積もりはこちらから
勝手口ドアの交換について詳しくはこちらからご覧いただけます。
>>>壁を全くこわすことなく、勝手口ドアを交換する
勝手口ドアのカバー工法での施工事例
カバー工法で交換した勝手口ドアの施工事例をご紹介します。カバー工法とは、壁を壊さず今ある玄関枠の上に新しい枠をかぶせ、新しい玄関ドアを取り付ける工事です。壁を壊さないので朝始めて夕方には交換工事が完了します。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>【長岡市の施工実例】YKKAPドアリモ 断熱対策に勝手口の交換
内窓設置と玄関ドア交換で断熱対策を進められてきた住宅で、キッチンの断熱を目的に、非断熱のアルミドアから複層ガラスと樹脂複合枠が組み合わされたドアに交換した事例です。
今までのドアにはなかった上げ下げ窓のついているデザインをお選びいただき、換気もできるようになりました。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>新潟市 新しい勝手口は機能が豊富
冬場の結露と換気口からの冷気の解決を目的にした施工事例です。今までのドアは大きな窓がついていたので、ドアを交換して明るさを損なうことがないようガラス面の大きいデザインをお選びいただきました。
樹脂複合枠にLow-E複層ガラス遮熱タイプが組み込まれているので、熱の出入りが抑えられ冬は暖かく、夏は涼しい環境が調います。
before | after |
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>長岡市 断熱性を考えた玄関ドアと勝手口
冷気が結露を発生させるアルミの勝手口ドアの断熱対策を目的にアルミ樹脂複合の断熱ドアに交換した施工事例です。玄関ドアにも同じ問題が発生しているとのことで、きっかけは勝手口ドアの交換でしたが、玄関ドアも交換し住宅全体の断熱改修が進みました。
キッチンの寒さや暑さ、暗さ、風通しの悪さは、ほとんどの場合勝手口ドアの交換で解決します。同時に防犯性の高さも得られ快適で安全なキッチンに生まれ変わります。
家のキッチンの悩みも勝手口で解決するのかどうか知りたいと思われたらお気軽にご相談ください。
勝手口ドアをなしにせず快適にするなら地域No.1の窓屋窓助にお任せください
窓屋窓助は、勝手口や玄関のドア、引き戸、窓のリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。
玄関ドアや窓のリフォームでは、暑さや寒さ、結露、防犯などに対する不安や悩みを解決するとともに、工事後もきめ細やかなアフターサービスが続くことが大切です。
私達は、誠実な工事で気持ち良くリフォームが完了し、結果も満足と思っていただけるよう、最適なプランを提案させていただきます。
何時でもお気軽にご相談ください。
窓屋窓助では標準価格に加えてお値引きなどが効くキャンペーンも月替わりで行っております。ぜひご利用ください。