住宅用窓シャッターの必要性|防犯・台風対策|採光や採風ができるタイプも
シャッターを窓につけると就寝時や外出の際の防犯性が高まると共に、台風が発生した時にも窓が割れる心配なく過ごせます。雨戸のように住宅の窓の外側に後付けできるシャッターの操作方法には、手動と電動があり、使い勝手と価格に違いがあります。
シャッターの種類や、ご自宅の窓に最適なシャッターの選び方について考えていきましょう。
Contents
窓につけるシャッターの種類
窓の外側につけるシャッターには電動と手動という2種類の操作方法がある他、風圧への耐性や室内環境への影響が異なるタイプがあります。
種類別に特徴を見ていきましょう。
電動シャッター
リモコンやスマートフォンで開閉できるシャッターです。外出時には、家中のシャッターを部屋ごとに開閉しなくても、リモコンで一斉操作できます。朝晩の開閉はタイマーを設定しておくと、決まった時間に開閉できます。
急に天候が変化しても外出先から開閉できる
家の中にいる時の朝晩の開閉はリモコンで操作、外出先で急なゲリラ豪雨など天候の変化が発生した際にはスマートフォンで降ろせます。
防犯性が高まる
お子さまに留守番をさせている日に、予定より帰宅時間が遅くなり、暗くなってしまった時などにも、仕事先からシャッターを閉められるので安心です。
また、数日間の旅行に出かける際、シャッターが何日も閉じられていると、留守宅と認定されて侵入窃盗の標的になる恐れがあります。スマートフォンで旅行先から朝晩にシャッターの開閉をすれば、在宅しているように装うことができます。
手動シャッター
手で開閉します。操作用のロープがついているので、立ったままの楽な姿勢で操作できます。
シャッターが取り付けられている窓の数が少ない場合や、開閉頻度の少ない納戸の窓などには、手動シャッターを選ぶと、費用を抑えられます。
風圧シャッター
台風や強風に強いシャッターです。強風時には風がシャッターにあたるだけではなく、硬い物が飛んできたり、庭の樹木が倒れたりしてシャッターにあたることがあります。このような時に、一般的なシャッターは衝突によって大きく凹んで窓ガラスに当たり、割ってしまうことがあります。
一方、風圧シャッターは衝撃を受けた際の凹みの度合いが少なく、窓ガラスを破損するリスクが抑えられます。
YKKAPの耐風シャッターGRは、2.05kgの木材が衝突速度12.2m/s(時速44km)で衝突しても飛来物が貫通しないことが実験の結果として出ています。
実験の内容はこちらから詳しくご覧いただけます。
>>>YKKAP株式会社 大雨、暴風、厳しい自然環境も再現して検証。確実な品質・性能評価により商品価値を提供する”実環境検証”の取り組み
文化シャッターのマドマスター高耐風圧モデルでは、加撃体(2×4材、2kg)を時速約44kmで衝突させても、表面が凹むだけでガラスへの影響はなかったことが、耐衝撃性試験で立証されています。
耐衝撃性試験の内容はこちらから詳しくご覧いただけます。
>>>文化シャッター株式会社 マドマスター高耐風圧モデル 徹底した製品試験
採光・採風シャッター
ブラインドのようにスリットを開閉できるシャッターです。昼間はスリットを開けて風や陽射しを採り込み、夜間はスリットを閉じて防犯の働きをします。
スリットの角度は調整できるので、日除けやプライバシー確保にも役立ちます。
窓にシャッターを取り付ける費用
シャッターの取り付け費用はサイズによっても変わりますが、同じサイズでも電動と手動では大きく費用が変わります。
電動シャッター取り付けの費用相場とシャッターの値段
製品価格と取り付け工事を併せた電動シャッター取り付け費用相場は、およそ15万〜45万円です。
電動シャッターの値段
YKKAPの参考価格をシャッターの種類別に見ていきましょう。
耐風タイプの電動シャッターは、30万~36万円、採光と採風ができる耐風タイプの電動シャッターは、42万~50万円です。
通常の電動シャッターは30万~35万円です。
手動シャッター取り付けの費用相場とシャッターの値段
製品価格と取り付け工事を併せた手動シャッター取り付け費用相場は、およそ20万〜30万円です。
手動シャッターの値段
YKKAPの参考価格では、耐風タイプの手動シャッターは18万~22万円です。
通常の手動シャッターは17万~21万円です。
どちらの場合も、2階の窓に取り付けする場合には足場を組む費用や、もとのシャッターの処分費が加算されることがあります。
施工する会社によって、足場代や処分料が工事費に含まれている場合と含まれていない場合がありますので、見積書を確認することが大切です。
シャッターの防犯性とサッシの鍵
シャッターには複数の防犯効果があります。
犯罪抑止効果
シャッターが閉じていると、「開ける為に時間がかかるし、騒音も出る」と侵入窃盗犯に思わせることができ、犯罪抑止につながります。
シャッターを開けるのが難しい
シャッターを開ける為には時間がかかります。特に電動式はこじ開けることが困難です。
ガラス破りができない
侵入窃盗の手口には窓ガラスを破って鍵を操作するガラス破りがありますが、シャッターがあるとこの手口は使えません。
サッシの鍵も必要
シャッターを取り付けていれば、サッシの鍵は不要かと言えば、そうではありません。日中はシャッターを開けている時間帯が長いので、窓の鍵にも防犯性の高い鍵を取り付ける必要があります。
シャッターには高い防犯性がありますが、過信せずサッシでの防犯対策も並行して行うことが大切です。
また、電動シャッターにはリモコンやスマートフォンで操作できる利便性があると同時に、動かなくなるという緊急事態が発生することがあります。そのような時の対処法はこちらの窓助ブログからご確認いただけます。
窓助ブログ 緊急事態発生!シャッターが動かない!そんな時の対処法とは!?(電動編)
防犯と目隠しだけなら光を遮らないルーバーも有効
窓の外につける防犯や日除け対策には、多機能ルーバーも役立ちます。多機能ルーバーには「目隠し」「採光」「通風(換気)」「日よけ(遮熱)」の4つの機能があります。
強風に対してはシャッターほどの耐性はありませんが、窓ガラスへの被害を少なくする効果はあります。
シャッターとの違いは、出窓にも取り付けできることと、採光、目隠しに対してシャッターよりも細かな調整ができることです
出窓にも取り付けできる
壁からサッシだけが飛び出して設置されている出窓にはシャッターがつけられません。その為、日除けや目隠しには窓の内側にブラインドやカーテンを取り付けられている住宅が多いです。
ブラインドやカーテンには目隠し効果はありますが、防犯上の働きはありません。また、日射遮蔽は窓の外でした方が高い効果を得られます。
多機能ルーバーなら効果的に日射遮蔽ができ、防犯性も向上します。
陽射しや外部からの視線を細かく調整
シャッターにも陽射しの量を調整できるタイプがありますが、多機能ルーバーはさらに細かな調整ができます。
上下分割稼働タイプでは周辺の環境や時間による太陽光の変化に合わせて、上部だけ羽を開けたり、全部を開けたりできます。
多機能ルーバーの施工事例
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>新潟市 効率のいいプライベート確保の対策方法
浴室の目隠し対策に多機能ルーバーを取り付けた事例です。浴室は湿度が高くなりやすい場所ですので、日当たりや風通しの良さを重視して多機能ルーバーをご採用頂きました。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>新潟市 目隠し・防犯対策で多機能ルーバーを設置
ご近所様からは見えにくい死角になっている窓の防犯対策に多機能ルーバーを取り付けた事例です。新築間もないお家だったので、壁に穴を開けたくないとのご心配がありましたが、サッシの枠付けタイプなら壁に穴を開けずに取り付けができます。
シャッターは空き巣被害や台風などの自然災害から家族と住宅の安全を守ります。以前は1階だけシャッターを取り付けるというご家庭も多くありましたが、2階にも取り付けることで、より住宅全体の安全性が向上します。
シャッターとルーバー どちらが良いのか迷われたらお気軽にご相談ください。
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ガレージシャッターについてはこちらから詳しくご覧いただけます。
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