新潟の夏は暑い!プロおすすめ解決策7選|窓とドアでこれだけ変わる

新潟の夏は暑い!プロおすすめ解決策7選|窓とドアでこれだけ変わる

新潟の夏は暑い日が続きますが、新築時やリフォーム時には寒さ対策を優先されることがほとんどです。その結果、夏には気候的な暑さと、暑さ対策が十分にされていない室内環境的な暑さに悩まされます。

寒さ対策と並行して、新潟の夏を快適に過ごせる家を実現する窓やドアに必要な遮熱や通風などの暑さ対策について考えていきましょう。

新潟の夏が暑い理由

夏暑い新潟で熱中症対策をする人々

新潟は雪国で冬の寒さが厳しい地域ですが、夏は東京とさほど変わらない気温です。それどころか、2023年の8月には新潟市秋葉区で38.9度という全国一の暑さを記録しました。その日の新潟県内はそれ以外の地域でも魚沼市では38.4度、長岡市では37.7度という猛暑日でした。

これほどの温度上昇がおこった理由の一つは、台風の影響で日本海側にフェーン現象が発生したことだと考えられています。

もともと、日本では東からの太平洋高気圧と西からのチベット高気圧によって、夏は気温が高くなることが常ではあります。ただ、2023年の8月は、高気圧にフェーン現象が加わったために、例年よりも温度が上昇したとみられているからです

加えて日本海の水温が上昇していることも、夏の暑さに追い打ちをかけていると言われています。

そのような暑い夏になる地域であるにも関わらず、新潟での家づくりの基本は寒さと雪への強さです。新築時には積雪への耐力を備え、暖かく過ごせる工夫が施された家が計画されます。

一方、夏の暑さ対策については手付かずの状態であることが少なくありません。この現実がもう一つの新潟の夏が暑い理由です。新築時以外でもできる暑さ対策の具体的な方法を見ていきましょう。

解決策① 暑さ対策に重要な内窓と外窓交換の断熱効果

暑さ対策にも役立つ断熱窓で涼しい室内

断熱のイメージは冬に暖房の熱を逃がさない働きをすることですが、夏には太陽熱の侵入を阻む働きもします。

戸建て住宅の窓から出入りする熱の量の割合

画像出典:経済産業省 資源エネルギー庁  家庭向け省エネ関連情報

意外に思われるかもしれませんが、冬に窓から暖房の熱が流出する割合は屋根や外壁、床と比較すると58パーセント、夏に窓から侵入する熱の割合は73%にも上ります。その為、夏の暑さ対策にも断熱は重要な役割を担っています。

新潟は冬が寒いことと、近年は国全体で省エネ住宅への意識が高まっていることから、新築時には屋根や壁、窓などの断熱性が重視されています。中でも窓の断熱は、住宅全体の温熱環境に重要な役割を果たします。

ただ、築年数の長さによっては、屋根や外壁の断熱はされていても非断熱の窓であったり、複層ガラスの窓は入っているがサッシがアルミであったりする住宅も少なくありません。その結果、太陽の直射熱によって冷房の効率が低下し、夏暑い家になってしまいます。

その場合には、断熱窓への交換、または断熱窓の内窓を設置して二重窓にすることが、夏の暑さ対策として役立ちます。

内窓設置について詳しくはこちらからご覧ください。

解決策② 遮熱効果で冷房の効率を上げる窓ガラスの種類とガラス交換

日射熱を遮って室内を涼しく保つLow-E複層ガラス

断熱ガラスの中には紫外線と日射熱を遮る働きで夏の室温上昇を抑え、冷房効率を向上させるLow-E複層ガラス遮熱タイプというガラスがあります。

窓のリフォームには外窓交換、二重窓にする為の内窓取り付け、ガラス交換の3種類がありますが、どの方法をとっても、遮熱タイプのLow-E複層ガラスを使うと室温上昇を抑えられます。

窓は新築時に断熱化してあるという住宅で、遮熱タイプではないガラスが組み込まれている場合は、遮熱タイプのガラスに交換するだけでも冷房効率は向上します。

ただし、ガラス交換をする窓のサッシがアルミだった場合には、夏はサッシの部分が熱くなり、冬はガラス部分の結露は軽減されてもサッシ部分の結露は解決しません。そのような場合には、内窓を設置して二重窓にする、または外窓交換をする方法が向いています。

窓交換について詳しくはこちらからご覧ください。

解決策③ 玄関ドアの通風と断熱

夏の暑さ対策に役立つ風を採り込む機能がある通風玄関ドア

新潟では冬の寒さを遮断したいという思いが強い方が多く、断熱ドアにリフォームされる方が多いのですが、夏の暑さ対策を考慮すると通風タイプのドアという選択肢もあります。通風タイプの玄関ドアとは、ドア本体、または子扉に幅が狭く縦に長い内開きの窓がついている玄関ドアです。

通風タイプのドアには断熱ドアとアルミドアがあり、断熱ドアなら通風と断熱を併せて備えられます。暑くはなっているが冷房を入れるほどではない季節や、朝の時間帯には玄関ドアからの風を採り込み、家中に涼しい風を通り抜けさせられます。

引き戸なら開放する幅を調整して風を採り込めますが、玄関ドアは全開放しないと開けっ放しにはできません。玄関ドアを全開放しておけば、外部からの視線も虫も家の中に入り、防犯性も低下してしまいますが、通風タイプの玄関ドアなら、鍵をかけたまま通風窓を開放して風を採り込めます。

通風窓には網戸がついているので虫が入ってくることはなく、幅が狭い内開き窓なので外部からの視線も気になりません。

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解決策④ 風を採り込みつつ防犯性を上げる勝手口の暑さ対策

風を採り込みつつ防犯性を上げる勝手口の暑さ対策

勝手口ドアにも通風タイプのドアがあります。ロックしたまま風を採り込めるので、勝手口の防犯性も高められます。勝手口ドア周りには、室外機やダストボックスなどが並べられている為、生活感を出さないようフェンスや植栽で目隠しされていることが多いです。

その結果、通りに面している玄関ドアとは違い、周辺の住宅からの視線が届きにくい状況になり、空き巣狙いの標的になるリスクが発生します。

標準仕様であらゆる侵入犯罪への対策が施されている通風タイプの勝手口ドアなら、安全に風が採り込める快適なキッチンで調理ができます。

勝手口ドア交換について詳しくはこちらからご覧ください。

解決策⑤ 手軽にできるドアや窓の網戸での暑さ対策

ロール式後付け玄関網戸

ドアや窓から風を採り込む方法には網戸の取り付けもあります。網戸は窓にも玄関や勝手口のドアにも取り付けられます。

YKK APの網戸の特徴は、ネットが見えにくい細い糸を使っている為、外の景色がきれいに見えることと通風量が多いことです。また、網目が細かいので子虫も入って来ません。

窓の網戸

引き違い窓には横に引いて開閉するスライド網戸と、横に引いて収納できる横引きロール網戸、上げ下げ窓やFIX窓には上げ下げロール網戸があります。

ドアの網戸

横に引いて収納できる横引きロール網戸の片引きタイプと、両引きタイプ、折りたたんで収納する中折れ網戸があり、玄関や勝手口の間口に合わせて選べます。

後付けロール式玄関網戸について詳しくはこちらからご覧ください。

解決策⑥ 室内でするルーバーでの遮熱対策

室内からの暑さ対策に役立つ日射を遮蔽するルーバー

暑さ対策にはルーバーも役立ちます。角度を調整できるので、遮熱したい時にはルーバーを閉じ、窓を開けて風を採り込みたい時にはルーバーを開けて風を通せます。

遮熱して暑さ対策に役立つルーバーについて詳しくはこちらからご覧ください。

解決策⑦ 窓の外でするアウターシェードでの遮熱対策

窓の外で遮熱するアウターシェードの6種類の納まり

日射遮蔽で最も効果がある方法は窓の外での遮熱です。日本の家では昔からスダレやよしずが使われてきましたが、シーズン毎に買い替えの必要がないアウターシェードもおすすめです。

上部に収納ボックスがついているので、日射遮蔽が必要ない季節や、台風時にはすっきりを収めておけます。

窓の位置やサイズ、窓周辺の環境に合わせて、6種類の納まりの中から最適な方法を選べます。

窓の外での日射遮蔽で暑さ対策に役立つアウターシェードについてはこちらからご覧ください。

アウターシェードの施工事例はこちらからご覧ください。

新潟での暑さ対策のポイント

暑さ対策に必要な窓、玄関、アウターシェードは組みわせが大切

リフォームで暑さ対策をする場合、ひとつだけではなく複数の対策を効率よく組み合わせることが大切です。

最も効果が上がる方法は、遮熱タイプのガラスを使った窓窓の外での日射遮蔽玄関からの風の組み合わせです。

遮熱タイプのガラスを使った窓にする方法は、Low-E複層ガラスが組み込まれた内窓を取り付けて二重窓にする、またはLow-E複層ガラスが組み込まれた外窓への交換、窓の外での日射遮蔽にはアウターシェードがおすすめです。

また、暑さ対策は時間帯や季節によって最適な方法が変わります。冷房をする季節や時間帯には、ドアや窓を閉めておくので、断熱の高さと日射遮蔽が求められます。冷房をつけない時間帯にはドアや窓からの涼風が求められます。この2つを同時に実現する為には、断熱と遮熱ができる窓と通風ができるドアが役立ちます。

ご自宅に最適な組み合わせの詳細は、玄関周り、窓まわりの環境、窓やドアの向きなどの条件によって変わってきます。夏に向けて暑さ対策を検討される際にはお気軽にご相談ください。

 

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玄関ドアや窓のリフォームでは、暑さや寒さ、結露、防犯などに対する不安や悩みを解決するとともに、工事後もきめ細やかなアフターサービスが続くことが大切です。

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