玄関ドアリフォームブログでわかる電子錠で気になっていること
玄関ドアリフォームがテーマのブログの中には電子錠に関する記事があり、電子錠のメリット以外に失敗談など、メーカーサイトとは違う体験から生まれるブログならではの内容も少なくありません。
カタログやメーカーサイト以外に、玄関ドアを実際にスマートキー化した人の体験談を聞いてみたいな…と思われた方は、リフォームの参考になさってみてください。
Contents
ブログから見えてくる玄関ドアを電子錠付にするメリットデメリット
玄関ドアリフォームがテーマのブログの中で、最も多く目につくテーマは電子錠です。電子錠にはリモコンキーとタグキーやカードキー、スマホキーなどがあります。
ブログを見ていると、開閉が楽になった、スマホはキーとして使える上に登録もできる、家族で別の種類の電子錠を使いわけられるなどのメリットがたくさん見えてきます。
その一方、閉め出された、リモコンキーを洗濯してしまった…、リフォーム用玄関ドアへの交換を断られ電子錠を導入できなかったなどの失敗談もありました。
良い面だけではなく、失敗経験を知ることもスマートキー化成功のポイントのひとつですので、確認しておきましょう。
スマートロックで大失敗したブログ記事
電子錠についてのブログのほとんどが便利になって良かったという内容ですが、失敗談やデメリットについての内容もありました。体験談の中にあるメーカーのサイトでは見られない失敗談から見ていきましょう。
後付けの電子錠をつけていた2年間で3回家に入れなくなったという失敗談です。携帯を置き忘れて外出して閉め出し1回、接触不良でサムターンが回らなくなり閉め出し、もう1回は原因を忘れてしまったそうですが、計3回閉め出されたそうです。
その度に鍵の交換費用が3万円で計9万円、スマートロックの購入費用2万円で10万円近く散財してしまったという話でした。
一方、後付けではなく、電子錠付きの玄関ドアには閉め出しのリスクを減らす工夫がされています。例えば、YKK APの玄関ドアにつけられている電子錠には、接触不良や電池切れなどの際の締め出しを防ぐ為、非常用手動キーが内蔵されていますので、接触不良による締め出しは防げます。
ただ、家の中に電子錠を置き忘れてしまうと締め出しを防ぐ手立てはありませんので、玄関ドアをスマートキー化した際には注意が必要です。
また別のブログでは電子錠付きの玄関にした方の閉め出しの話もありました。帰宅時玄関に入った後、車に忘れ物をしたのに気が付き玄関のカギが入ったバッグを置いたまま、車のキーだけ持って玄関を出てしまい、玄関ドアがロックされて閉め出されたという話もありました。
この閉め出しはオートロックの設定にしなければ発生しません。玄関ドアの交換時に施工業者から、オートロックによる締め出しの危険性についての説明があります。
同時に初期設定ではオートロックは設定されていないので、玄関内に入った時だけ自動的に施錠される設定と、帰宅時にも外出時にも施錠される設定、設定しないという3種類のうち、希望する方法に設定を依頼できます。
さらに、YKK APの玄関ドアには、鍵の誤操作防止機能が搭載されています。これは帰宅時に開錠した状態で、忘れ物を思い出し施錠せずに再度外出した際に働く機能です。施錠後25秒間ドアが開かなかった場合、自動的に施錠される仕組みになっているので、このような施錠忘れを防げます。
リモコンキーを洗濯してしまったブログ記事
リモコンキーはポケットに入れておくと、取り出さなくても玄関ドアの施解錠ができるので、前述のような置き忘れによる閉め出しの失敗がありません。
ただ、電子錠付きの玄関ドアに交換した方が、リモコンキーをポケットに入れたまま洗濯してしまったというブログがありました。この体験談では分解して水分を拭きとった結果、運よく故障を免れたそうなので、失敗談には入らないかもしれませんが、かなりヒヤヒヤされたそうです。
ハウスメーカーの家で電子錠付玄関ドアへの交換をあきらめたブログ記事
ハウスメーカーの住宅にお住まいの方が、リモコンキー付きの玄関ドアにするまでの顛末が書かれたブログもありました。手動錠から電子錠への交換を依頼すると、ハンドルの付け替えで20万円との見積りが出たそうです。
高くても仕方ないと思い、カタログを請求したところ、現在出回っているリフォーム用玄関ドアの電子錠とは違い、大きなリモコンキーでデザイン的にも昭和のような雰囲気だったと書かれています。
しかもハンドルを交換しても、2か所ある鍵のうち、1か所しか電子錠にできず、残りは手動で施解錠するということで、リフォーム用玄関ドアへの交換を検討されたそうです。
ところがリフォーム用玄関ドアへの交換はできないと言われ、電子錠はあきらめたということでした。こちらのブログ以外にも、ハウスメーカーにリフォーム用玄関ドアへの交換を依頼したが断られたという話はよく聞きます。
ただ、YKK APやリクシルには、電子錠付でも30~50万円で最新の玄関ドアが揃っていますし、ハウスメーカー以外に施工を依頼すると交換できるケースは少なくありません。ハウスメーカーの家であってもあきらめずに、施工先を探してみるとこのブログのような結末にならずに交換できることがあります。
電子錠のメリットに関するブログ記事
上記のような失敗談はほんの一部で、ほとんどのブログのテーマは、電子錠付きの玄関ドアのメリットでした。
手が塞がっていても鍵が開けられるリモコンキー
お子さまを抱っこしていたり、両手に荷物を持っていたりする時に、鍵の取り出しは大変ですが、リモコンキーならポケットやバッグに入れたまま施解錠できます。
また、帰宅時に暗くなっていて鍵穴が見つからなくて開錠に手間取るというような事態もおこりません。
スマホでも施解錠できる電子錠付き玄関ドア
電子錠付きの玄関ドアは、リモコンキーやタグキーの他に、専用のアプリをインストールしてあるスマホでも施解錠ができます。スマホは施解錠以外に、リモコンキーやタグキーの登録設定や施解錠の履歴確認などもできるので便利です。
子どもに安心して持たせられるタグキー
タグキーはカードキーのように使える電子錠です。カードキーには磁気不良や電池切れによる締め出しのリスクがありますが、非常用手動キーがついているタグキーにはその心配がありません。
ただ、このブログを書かれた方は、「電子錠にする良さは子どもが鍵を失くした時にシリンダー交換をしなくても登録のし直しですむことなのに、手動キーが内蔵されているタグキーを失くされたら、シリンダー交換が必要になる」と心配されていました。
この疑問はタグキーにはオプションで手動キーが内蔵されていないタイプもあるという内容のブログへのコメントによって解決されました。
リモコンキーは高価なので、紛失してしまうと数万円の費用がかかりますが、手動キーをなくすとシリンダー交換をしなくてはならないので、さらに費用がかかります。一方、手動錠が内蔵されていない電子錠の場合、シリンダー交換をしなくても登録をし直せば玄関の安全は守れます。
大人は紛失の恐れがほとんどないので、電池切れ等万が一に備えて、手動キーが内蔵されたリモコンキーやタグキーをおすすめします。お子様には、なくしても大きな問題にはならない手動キーが内蔵されていないタグキーを渡すと、紛失した際に高額な費用が発生しません。
スマートコントロールキー用リモコンキー(非常用収納鍵なし)は、29,150円です。
スマートキーの部品類はキー本体も含め、発売された年月日によって種類が変わります。
YKK AP部品オンラインショップ 新スマートコントロールキー用部品(2021年10月25日発売)
玄関ドアリフォームのスマートキー化成功のポイントと費用
玄関ドアで電子錠を使えるようリフォームしたい場合には、後付け電子錠をつける、電子錠付きのハンドルに交換する、電子錠付玄関ドアに交換するという3つの方法があります。
後付け電子錠をつける方法は、DIYでもできるので、最も低価格で玄関ドアをスマートキー化できます。ただ、DIYの方法がかかれたブログはありましたが、後付け電子錠のメリットが書かれたブログは見当たりませんでした。耐久性や防犯性の高さは、電子錠付き玄関ドアほど高くないと考えられます。
電子錠付きのハンドルに交換する方法には、交換するハンドルやもとの玄関ドアによって制限が多く、費用の幅も大きいようです。
電子錠付きのリフォーム用玄関ドアには、もとのドアに求められる条件が少なく、あったとしても施工の工夫でほとんどの場合交換できます。窓屋窓助ではホームセンターに施工を断られたハウスメーカーの家の玄関ドアの交換を何件もしております。
その上で、スマートキー化成功のポイントは、電子錠の選び方にあります。
家族構成に合わせて選ぶ
リモコンキーやタグキーには閉め出しと紛失の2つのリスクの葛藤があります。締め出しを防ぐ為には内蔵されている非常用手動キーが有効です。一方、手動キーが内蔵されていると、紛失した際に防犯的な観点からシリンダー付きのハンドルを交換しなくてはなりません。
そこで考えたいことは、鍵を使う人に合わせて電子錠の種類を選ぶということです。リモコンキーには、リモコンキー2個+タグキー3個がついてきますので、お子さまには非常用キーのついていないタグキー、親御様はリモコンキーというように使い分けると良いのではないでしょうか?
価格で選ぶ
リモコンキーの半額程度なので、費用を抑えたい場合には、ハンドルにかざす必要はありますが、タグキーがおすすめです。
リフォーム用玄関ドア交換の費用
YKK APのリフォーム用玄関ドアの工事費込み価格はおよそ20万円~50万円です。枠タイプによって製品価格が異なりますので、タイプ別に製品価格と工事費込み費用を見ていきましょう。
枠タイプ | 断熱玄関ドアの工事費込み価格 | アルミ玄関ドアの工事費込み価格 |
片開き | 30万400円~39万2,800円 | 33万4,500円~36万4,200円 |
親子 | 38万600円~49万8,300円 | 42万750円~45万6,500円 |
片袖 | 34万7,380円~45万4,080円 | 38万1,480~42万5,480円 |
袖付き親子 | 41万80円~54万9,230円 | 45万,230円~50万7,430円 |
両袖 | 37万5,760円~49万2,360円 | 40万9,860円~46万3,760円 |
電子錠付きの玄関ドアは上記の費用+電子錠の価格です。
電子錠の価格
ピタットキー(タグキー3個+スマホ認証+子鍵2本+非常用キー3本)¥34,650
ピタットキーはカードキーのようにドアハンドルにかざして施解錠する電子錠です。
ポケットキー(リモコンキー2個+タグキー3個+スマホ認証+非常用キー5本)¥66,000
リモコンキーとタグキーがセットになっているのでご家族で使い分けができます。
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