玄関ドアガラスが割れた!交換費用相場は?業者はどこに?
玄関ドアの袖ガラスが割れてしまうと、早急に修理しなくてはならず慌ててしまうことと思います。またガラスが飛び散って危険なので、すぐに片付けなくてはともお考えになるでしょう。
でももし、火災保険に加入されているのであれば、まず初めに写真を撮っておくことが大切です。それから業者の手配を始めましょう。
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依頼する業者で費用が変わる?
窓や玄関のガラス交換は割れたなどの緊急事態ではない場合には、リフォーム会社や建具業者、ホームセンターに依頼できます。一方、ガラスが割れたというような場合には、すぐに駆け付けてもらえるガラス専門業者に依頼したいのではないでしょうか?
ガラスの専門業者には地元のガラス業者と全国展開しているガラス業者がいます。地元のガラス業者がこのような全国展開のチェーンに参加しているケースもあります。
昔から知っている地元のガラス業者が近所にあれば良いのですが、なかった場合にはネットで検索して、全国展開しているガラス業者に依頼することになると思います。それぞれの地域で登録している業者にアクセスできるような仕組みになっています。
ガラス交換の費用はガラスの種類やサイズ、機能性によって変わりますが、実は業者によっても変わる為、通常のガラス交換では相見積もりをする人が多いです。
ただ、ガラスが割れたというような緊急事態においてそんな猶予はないので、悪質な業者に依頼してしまわないことだけは注意しましょう。
問い合わせた際の説明が明確ではない、料金の内訳の説明がない、一般的な費用相場より安すぎたり高すぎたりするというような場合には注意が必要です。
交換費用にはガラスの製品代と作業費が含まれていますが、割れたガラスの処分費や駐車料金、出張料金が含まれている場合と含まれていない場合があります。
安いと思ったらガラスの処分費や出張料が高額だったというようなこともありますので、事前に確認しておきましょう。
ガラス交換の費用相場と交換にかかる時間
ガラスは機能性・厚み・サイズによって価格が変わり、交換費用に影響します。袖ガラスは掃き出し窓や腰高窓ほどの大きさはないので、作業費や処分費を含めて、一般的なすりガラスであれば2万円程度で交換できます。
一般的なガラスで、業者が在庫を持っている場合には、すぐに交換してもらえます。ただ、交換のチャンスにペアガラスにして断熱性を高めたい、防犯合わせガラスにして防犯性を高めたいなどの希望がある場合には、取り寄せになる可能性があります。
その場合には、緊急でガラス交換をするという訳にはいかなくなってしまいます。
DIYより業者が確実な理由
玄関ドアのガラスが割れてしまった場合、現場の片付けとガラスの交換という2段階の作業をしなくてはなりません。そのどちらにも業者に依頼した方が良い理由があります。
安全に割れたガラスを処分できる
ガラスの割れ方にもよりますが、割れて落下しているガラスと、まだサッシに残っているガラスがあると思います。落下しているガラスは軍手と、厚手のゴム手袋などを重ねて拾わないと怪我をする恐れがあります。サッシに残っているガラスは、専門の用具がなければ安全に取り外せません。
業者は、割れたガラスの対処に慣れていますし、専用の道具を持っているので、簡単に処分してくれます。
用具を揃える手間と費用を抑えられる
ガラスのサイズを測り、適切なサイズのガラスとゴムパッキンを購入するだけでも時間がかかります。さらに作業用の滑り止め付軍手や養生に使う毛布や大型のタオル、ドライバー、マスキングテープなども用意しなくてはなりません。
用具を揃え、サッシの残ったガラスを外してやっとガラスの取り付け作業に取り掛かるのですが、この作業もDIYに慣れていない人にとっては難しい作業です。
最終的に業者に依頼した方が良かった‥という結果になる恐れが高いです。
割れたガラスの交換費用に使える火災保険
玄関ドアのガラスが割れてしまった原因によっては、火災保険の補償の対象になる場合があります。機能性を高める為のガラス交換には適用されませんが、自然災害や空き巣、事故などによるガラスの破損は、適用される可能性が高いです。
補償の対象になる自然災害の種類
落雷や風災は補償の対象です。
落雷
火災や屋根の破損など、落雷による損害は火災保険の補償の対象です。家財も契約している場合には、過電流で故障した電気製品も補償の対象にあたります。
風災
台風の他に、旋風や竜巻、暴風などの風による損害が風災です。強風で屋根瓦が飛ばされた・風で飛ばされた物が建物にぶつかって破壊されたなどのケースは風災に当たります。もし、玄関ドアに風に飛ばされてきた硬い物がぶつかって袖ガラスが割れたり、ドア本体が凹んだりした場合には、風災による損害にあたります。
ひょう(雹)災
雹やあられがぶつかって窓ガラスが割れたり、雨樋が破損したりするケースが雹災です。玄関ドアの袖ガラスが割れた場合は、雹災にあたります。
雪災
雪の重みや雪の落下、雪崩によって受ける損害が雪災です。雪の重みでカーポートが壊れたり、雪崩に巻き込まれて住宅が倒壊したりするケースが雪災にあたります。雪の圧力で窓や玄関ドアのガラスが割れてしまったりするケースも雪災です。雪の重みで建物が変形し、玄関ドアが開閉できなくなった場合、補償対象になる可能性があります。
ただし、雪解け水が原因の土砂災害や融雪洪水による住宅への浸水は、水災として扱われるため、火災保険の対象にはなりません。
補償の対象になる事故の種類
盗難や人為的に引き起こされた事故が補償の対象です。
盗難による損害
空き巣に窓ガラスや玄関ドアの袖ガラスを破られてしまったり、鍵を壊されたりしてしまった場合は、建物契約をしている火災保険の補償が適用されます。
自動車事故による損害
自動車が突っ込んできて玄関ドアが壊される事故が発生することがあります。このようなケースには、火災保険が適用されます。また、人為的に石やボールが飛んできて、玄関ドアに損害を与えた場合も、建物契約の火災保険が適用されます。ただし、事故対応に関しては保険会社が判断します
事故対応
- Q:損害の認定や故意か過失かは誰が判断するのでしょうか?
- A:損保ジャパンの保険金サービス課において事故状況等により総合的に判断させていただきます。
詳しくはこちらのコラムもご覧ください。
>>>玄関ドアの修理は火災保険の対象になるの?申請方法は?
築年数別に考える玄関ドアのガラス交換より効果的な方法
新築からまだ数年で最新に近い玄関ドアであるという場合には、ガラス交換をする方が良いと思います。
一方、築年数が長くなっている住宅では、ガラス交換を機に新しい玄関ドアにするという選択肢があります。
開閉がし難い、鍵の動きが悪いというような不具合の他に、玄関内が寒い、暑い、風通しが悪い、結露が発生するといった問題はありませんか?断熱・通風タイプの玄関ドアに交換すると、このような問題がすべて解決されます。
また、築年数が10数年以上の住宅では、鍵の防犯性が低く、現在の侵入窃盗の手口を防ぎきれないという危険があります。最新の玄関ドアには現在の侵入強盗のあらゆる手口への対策が備えられているので、玄関ドアの交換で防犯性の高い住宅にできます。
さらに、築年数が10数年を過ぎている住宅では、木製玄関の塗装の剥げやアルミ玄関の白カビなどが気になっていることもあると思います。新しい玄関ドアに交換すると、住宅の外観と玄関周りの印象が一新されます。
玄関ドアはオーダー品なので、ガラスが割れた日に即日対応という訳にはいきませんが、工事日までの割れたガラスへの対処法のアドバイスはさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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玄関ドアの交換では、不具合を解決し使いやすくするなどの希望を叶えることと、それ以外にも現在玄関に発生している問題を解決することが第一の目的ですが、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。
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