窓交換見積もりの取り方を解説!費用相場と補助金ポイントも
窓交換を検討しているけれど、内窓やガラス交換の方が良いのだろうか?とりあえずリフォーム費用を知りたいがどうすればよいのか?など、迷ってしまった時には、迷ってしまった時には、専門業者に見積もりを依頼するとよいでしょう。
窓のリフォームは方法とガラスやサッシの違いで、効果も費用も変わります。予算内で最適なリフォームをする為に見積もりを有効活用しましょう。
Contents
プロ直伝!窓・サッシ交換見積もりの取り方は?
見積もりを依頼したからと言って必ず発注しなければならないわけではありません。どのような工事をするのか、製品価格と工事費用はいくらくらいなのか、どの業者に発注すると良い結果を得られるかといった疑問を解決するために必要な情報収集の一環だと考えるとよいかもしれません。
見積もりをとって、どのような工事をするのか、製品価格と工事費用はいくらくらいなのかなどの疑問を解決するということです。さらに、相見積もりという数社からの見積もりをとる方法を取れば、価格やサービス内容の比較ができます。
始めの一歩として、ネット見積りと電話見積りがあります。ネット見積りとは、業者のサイトで見積もりをとる方法です。電話見積りとは、直接電話をして、見積書を郵送、又は自宅まで届けてもらう方法です。
多数の会社に相見積もりをする場合には、ネット見積りが便利です。見積もりの入り口と考えても良いでしょう。
ネットで見積もりを依頼するより、直接話してみたいという場合には、電話で見積もりを依頼する方法を取れます。ネット見積りの場合、自分が疑問に思っていることなどを尋ねながら、見積もりを依頼できることや、相手の話し方などで誠実さや信用度をある程度感じ取れる良さがあります。
どちらの場合も、見積もりが提出された後には現地調査が行われ、現在の窓の状況の確認や、窓交換の目的と希望を明確にする為のヒヤリングが行なわれます。その上で、工事の方法や内容が確定し、最終的な見積もりの金額が提示されます。
多数の会社に相見積もりを依頼すると、非常に時間と手間がかかるので、ネットである程度の費用相場を比較し、候補を絞り込んだ上で、現地調査を含む見積もりを依頼するという方法が効率的です。
窓のリフォーム方法で変わる効果と費用相場
窓のリフォームには、窓交換と内窓設置、ガラス交換という3つの方法があります。この中で窓のサイズを小さくする、風通しを良くするなどの希望が叶えられる方法が窓交換です。
高い防音効果を得たい場合には、一般的な内窓より高い気密性を持ち、厚みのあるガラスを採用できる内窓プラストが向いています。
窓のリフォームの中で最も費用を抑えられる方法はガラス交換、次は一般的な内窓、最も費用が嵩む方法が窓交換と高い防音性能のある内窓です。その為、費用を抑えて家中の窓をリフォームする場合には、部屋ごとのリフォームの目的に合わせて窓交換と一般的な内窓と内窓プラストを組み合わせる方法をお勧めします。
窓リフォームの方法で変わる費用
窓交換と内窓、内窓プラストの費用の違いを見ていきましょう。
YKKAPのサイトに記載されている窓交換の参考価格
大 | 中 | 小 |
幅 160 ~ 190cm高さ 190 ~ 200cm | 幅 160 ~ 190cm高さ 90 ~ 110cm | 幅 70 ~ 80cm高さ 90 ~ 110cm |
約 26〜36 万円 | 約 18〜25 万円 | 約 15〜22 万円 |
参考価格:引違い窓での商品代と工事費を合わせた価格です。
費用の幅は、ガラスの種類、サッシの種類、サイズによるものです。
YKKAP 樹脂窓ラインアップ
新潟エリアでの窓交換の費用
窓交換の費用(製品価格+工事費) | 腰高窓 | 掃き出し窓 |
複層ガラス+アルミ樹脂複合サッシ | 約13万円~20万円 | 約19万円~26万円 |
Low-E複層ガラス+アルミ樹脂複合サッシ | 約15万円~22万円 | 約21万円~29万円 |
YKKAPのサイトに記載されているマドリモ プラマードUの工事費込み価格
大 | 中 | 小 |
幅 160 ~ 190cm高さ 190 ~ 200cm | 幅 160 ~ 190cm高さ 90 ~ 110cm | 幅 70 ~ 80cm高さ 90 ~ 110cm |
約 11〜18 万円 | 約 6〜12 万円 | 約 5〜11 万円 |
参考価格:引違い窓での商品代と工事費を合わせた価格です。
費用の幅は、ガラスの種類、サッシの種類、サイズによるものです。
YKKAP 樹脂窓ラインアップ
新潟エリアでの内窓設置にかかる工事費込み価格
YKKAPマドリモ プラマードU
内窓設置の費用 | 腰高窓 | 掃き出し窓 |
複層ガラス | 約7万円~9万円 | 約11万円~13万円 |
Low-E複層ガラス | 約8万円~10万円 | 約13万円~15万円 |
防犯合わせ複層ガラス | 約14万5000円~16万円 | 約21万5000円~23万円 |
サッシは全て樹脂サッシです。
参考価格:引違い窓での商品代と工事費を合わせた価格です。
費用の幅は、ガラスの種類、サッシの種類、サイズによるものです。
YKKAP 樹脂窓ラインアップ
大信工業 内窓プラスト
一般的な内窓に比べて気密性が高いため、優れた断熱性と防音性を備えている内窓です。
内窓プラスト設置の費用 | 腰高窓 | 掃き出し窓 |
複層ガラス厚み 18mm | 約10万~12万円 | 約14万~16万円 |
Low-E複層ガラス厚み 18mm | 約12万~14万円 | 約16万~18万円 |
防音合わせ複層ガラス厚み 6.8mm | 約19万~21万 | 約23万~25万 |
防音合わせ複層ガラス厚み 12.8mm(最厚) | 約22万~24万 | 約29万~31万 |
参考価格:引違い窓での商品代と工事費を合わせた価格です。
費用の幅は、ガラスの種類、サッシの種類、ガラスの厚み、サイズによるものです。
新潟エリアでの窓交換の価格について詳しくはこちらからお問い合わせください。
ガラスとサッシで変わる窓のリフォーム費用
窓のリフォームの表をご覧になって「費用に幅があるのはなぜ?」と思われたのではないでしょうか?この費用の差はサイズの他に、ガラスの機能性とサッシの素材の違いによって生まれます。
ガラスの機能性の違い
サッシの素材の違い
リフォームに使われるサッシにはアルミ樹脂複合サッシと樹脂サッシがあります。樹脂は熱をほとんど伝えないので高い断熱性があります。YKKAPの内窓プラマードUと内窓プラストには、この樹脂サッシが使われています。
アルミ樹脂複合サッシは室外側にアルミ、室内側に樹脂が使われたサッシで、従来のアルミサッシと比較すると高い断熱性能があり、樹脂サッシと比較すると費用が抑えられます。
YKKAPの断熱窓には、樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシがあり、予算に合わせて選べるようになっています。
断熱性が高くなるほど窓の製品価格は上がっていきます。この他に、防音性を高める為にはガラスの厚みも関わってきます。内窓プラストでは防音性の高い厚みのあるガラスを選べますが、それも窓の製品価格に影響します。
窓交換の2つの工法と耐震補強について
窓のリフォームの中で窓交換にはカバー工法とはつり工法という2つの工法があります。
窓のサイズを小さくしたい場合はカバー工法
カバー工法は、現在の窓枠を残し、その上に新しい枠を被せて、新しい窓に交換する方法です。壁を壊さないのでひと窓約1時間と工期が抑えられます。
カバー工法では窓とパネルを組み合わせて、窓を小さくすることができます。腰高窓を上半分だけ残して視線の気にならない高窓に交換したり、掃き出し窓を縦割にし、部分的にパネルにして、おしゃれな縦長のすべり出し窓やFIX窓に交換したりできます。
窓を大きくしたい場合ははつり工法
腰高窓を掃き出し窓にしたいなど、現在より窓を拡げたい場合には、壁を壊さなくてはならないので、はつり工法で窓交換をします。ただ、住宅の耐震性に影響が大きいので、一般的には、住宅のスケルトンリフォームなどのタイミングで行われます。
この場合、新築用の窓を使うので、リフォーム用の窓より窓の製品価格は抑えられます。窓だけの為に工事を行う場合には、耐震性低下のリスクがあることに加え、工期は数日以上、費用はカバー工法の数倍かかります。
今ある大きいサイズの窓の耐震性が不安な場合は耐震フレーム
窓のリフォームの中には、耐震補強の為のリフォームもあります。過去の大地震では、耐力壁が不十分だったために倒壊した住宅があることは多くの方がご存知のことと思います。
そして、木造住宅の耐震性を高める為のポイントの一つに、強い壁を増やすという項目があります。強い壁には、耐力壁がバランスよく配置されていることに加え、開口部のある壁を強くすることが求められます。
でも、窓を小さくすると、十分に陽射しが入らなくなってしまう…と思われる方は多いのではないでしょうか?このような場合には、YKKAPのFRAMEⅡ(フレームⅡ)を使ったリフォームが効果的です。耐震フレームと断熱窓の組み合わせで、今ある窓を塞いだり、小さくしたりすることなく、開口部のある窓を強い窓にするという耐震補強ができます。
リフォームで受けられる補助金と税金控除のポイント
窓のリフォームのほとんどは断熱改修にあたるので、国のリフォーム支援の補助金が受けられます。
次世代省エネ建材の実証支援事業
公募期間
2023年9月4日(月)~2023年11月30日(木)17:00締切
改修方法
①外張り断熱 ②内張り断熱 ③外窓と玄関など全ての開口部の断熱のいずれか
補助額上限
150万円/戸
一般社団法人環境共創イニシアチブ 令和5年度 次世代省エネ建材の実証支援事業
【全国対象】既存住宅における断熱リフォーム支援事業
公募期間
令和5年9月4日(月)~令和5年12月8日(金)
改修方法
① トータル断熱 断熱材、窓、ガラスを用い、住まい全体での断熱改修
② 居間だけ断熱 窓を用い、居間をメインに断熱改修
補助額上限
120万円/戸(玄関ドア5万円を含む)
公益財団法人北海道環境財団 補助事業部【全国対象】既存住宅における断熱リフォーム支援事業
リフォーム促進税制による所得税の控除
住宅ローン減税を受けていない場合、窓の省エネリフォームで、リフォーム促進税制による所得税の控除が受けられます。
対象となる工事
窓の断熱工事
窓の断熱工事と組み合わせれば控除が受けられる工事
- ① 床の断熱工事/天井の断熱工事/壁の断熱工事
- ② 太陽光発電設備設置工事
- ③ 高効率空調機設置工事/高効率給湯器設置工事/太陽熱利用システム設置工事
所得税の控除
- 窓の断熱工事 最大控除額 62.5万円(控除率10%の控除対象限度額は250万円)
- 窓の断熱工事+他の断熱工事 67.5万円 (控除率10%の控除対象限度額は350万円)
下記の要件を満たすと所得税の控除が受けられます。
- ① リフォームによって平成28年省エネ基準相当に適合すること
- ② 標準的な工事費用相当額から補助金等を除いた額が50万円超であること
- ③ 居住部分の工事費が改修工事全体の費用の1/2以上であること(併用住宅の場合)
- ④ 自ら所有し、居住する住宅であること
- ⑤ 床面積の1/2以上が居住用であること(併用住宅の場合)
- ⑥ 改修工事完了後6ヶ月以内に入居すること
- ⑦ 改修工事後の床面積が50㎡以上であること
固定資産税の減額 1/3を軽減
下記の要件を満たすと、固定資産税が減額されます。
- ① リフォームによって平成28年省エネ基準相当に適合すること
- ② 補助金等を使用した場合、補助金を控除した額が60万円超であること
- ③ 改修工事後の床面積が50㎡以上280㎡以下であること。
- ④ 平成26年4月1日以前から所在する住宅であること
窓のリフォームは、リフォームの目的と現在の住宅内の環境や窓の状態、予算に応じて最適な方法を選ぶことが良い結果に繋がります。窓の開き方タイプを変更して風通しを良くしたい、窓のサイズを小さくしたいという目的がある場合には、窓交換でのリフォームが必要です。
一方、騒音を解決したいという場合には、窓交換より内窓、騒音のレベルが高い場合には内窓プラストが最適です。予算を抑えて家中の窓を断熱したいという目的なら、一般的な内窓が向いています。
どのように組み合わせれば、予算内で目的が達成できるのだろう…?と迷ってしまった時には、見積もりを活用して、最も良い施工先を探しましょう。その際には窓屋窓助にもお気軽にお問合せください。
新潟の窓交換見積りは地域No.1専門店の窓屋窓助へ
私達は窓や玄関ドアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。
そして、地域No.1専門店ならではの自信と誇りを持って、優良な工事と価格で窓のリフォームを承っております。
窓交換をはじめとして、窓やガラスの交換などの窓のリフォームでは、断熱性を高める、結露を軽減するなどの希望を叶え、騒音など家の中に発生している問題を解決することが第一の目的です。そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。
窓や窓助が叶える窓や玄関ドアのリフォームは、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いで取り組んでおります。何時でもお気軽にご相談ください。