窓リフォームの費用相場は?プロが教える費用を抑えるコツ
窓のリフォームは方法によって費用相場が変わります。目的に合わせてリフォーム方法を選ぶことが、最小限の費用で最大限の効果を得るリフォームを実現します。
断熱や遮熱などで暑い寒いなどの問題を解決したい・小さくしたい・掃き出し窓を新設したいなどリフォームをする目的に合うリフォームの方法を確認し、新潟での費用相場を見ていきましょう。
Contents
窓のリフォーム費用相場が変わる3つの要因
窓のリフォームの工事方法には、カバー工法の窓交換・はつり工法の窓交換・内窓設置・ガラス交換という4種類があります。この工法の違と、ガラスやサッシ、サイズの違いが費用相場に影響します。
工法
工法の違いによるリフォームの費用相場は、工事の内容が複雑になるほど上がっていきます。
ガラス交換(低)
ガラスを交換するだけなので工事費も製品費も抑えられます。掃き出し窓で約 3〜5万円、腰高窓で約2~4万円、小窓で約1~3万円程度です。
内窓設置
今ある窓はそのままにするので、撤去する費用がかからない為、ガラス交換より工事の手間が省けます。掃き出し窓で約 11〜19万円、腰高窓で約6~13万円、小窓で約5~11万円です。
一般的な内窓より気密性の高い内窓プラスト
内窓プラストは、気密性を高める為、窓枠の歪みなども含めて綿密に採寸し、その寸法を基にオーダーメイドされる内窓です。その為、一般的な内窓より製品価格が嵩みます。腰高窓掃き出し窓で約10~24万円、掃き出し窓で14~31万円です。
カバー工法での窓交換
カバー工法での窓交換は、現在の窓を取り外し、新しい枠を取り付けるので、内窓設置より工程が増えます。また新築用の窓よりも製品価格が嵩みます。掃き出し窓で約 27〜37万円、腰高窓で約18~25万円、小窓で約15~22万円です。
ハツリ工事での窓交換(高)
ハツリ工事での窓交換は壁を壊す為、足場設置、解体、廃棄物の処理、クロスの貼り替えなど、窓交換業者の他に複数の業者が関わる為、工事費は非常に嵩みます。掃き出し窓で約 40〜50万円、腰高窓で約30~40万円、小窓で約20~30万円です。
断熱性の高さ
ガラスとサッシの断熱性の高さの違いで、製品価格が上がっていきます。
複層ガラス+アルミ樹脂複合サッシ(低)
2枚のガラスの間の空気層が熱の伝わりを抑える複層ガラスと、室内側は樹脂、室外側はアルミのサッシが組み合わされた窓です。断熱窓の中では最も低価格ですが、効果も他の断熱窓よりは低いです。
Low-E複層ガラス+アルミ樹脂複合サッシ
2枚のガラスのうち1枚にLow-E金属膜がコーティングされているガラスと、室内側は樹脂、室外側はアルミのサッシが組み合わされた窓です。断熱性が複層ガラスの窓より高くなると共に、遮熱タイプを選ぶと、夏の冷房効率も向上します。
Low-E複層ガラス+樹脂サッシ
2枚のガラスのうち1枚にLow-E金属膜がコーティングされているガラスと、樹脂サッシが組み合わされた窓です。樹脂サッシには、アルミ樹脂複合サッシより高い断熱性がある為、窓の断熱性も向上します。
トリプルガラス、又は厚みのあるガラス+樹脂サッシ(高)
国内で最高レベルの断熱性です。北海道など極寒の地域では、ほとんどこのタイプの窓が使われています。
窓のサイズ
窓のサイズで製品価格も工事費も上がっていきます。
小窓(低)
装飾用やトイレに使われる幅、高さ共に90センチ以内の窓です。
腰高窓
腰の高さから上に設けられている窓です。家の中のほとんどの窓は腰高窓です。
掃き出し窓(高)
出入りができる大きな窓です。リビングやベランダに面した2階の部屋に設けられます。
【窓を新設・増設】はつり工法の窓交換の費用相場
窓を新しく設けたり、今ある窓より大きくしたりしたい場合には、はつり工法でのリフォームが行われます。窓の新設や拡大は、壁を壊さなくてはならないので、窓のリフォームの中で最も高額な費用がかかります。
また、複数の業者がかかわるので、業者間のスケジュール調整などによって工事期間が変わり、2日~1週間程度かかります。
はつり工法の工事の費用相場
掃き出し窓 | 約 40〜50万円 |
腰高窓 | 約30~40万円 |
小窓 | 約20~30万円 |
はつり工法の工事の費用相場は、業者選びや現在の窓の状況によって大きな差があります。そして、住宅全体の壁を壊すような大規模な工事をする際には、上記費用の限りではありません。
壁を壊す費用や足場代などが個別に発生しないことや、新築用の窓を使う為、窓の製品価格はカバー工法用の窓より抑えられることから、個別に窓の新設にかかった費用を算出すると、もっと費用が抑えられる可能性が高いです。
窓だけのリフォームで、窓の新設や拡大は高額な費用がかかると共に、耐震性に悪影響を及ぼす恐れがある為、慎重に計画を進める必要があります。
【窓を小さくする】カバー工法での窓交換の費用相場
カバー工法での費用相場は、はつり工法ほどではありませんが、内窓やガラス交換と比較すると高めです。ただし、他の方法では実現できない目的を叶えられます。
窓を小さくしたい
外部からの視線が気になる、家具が設置し難い、システムバスの規格に対して窓が大きすぎるなどの理由で窓を小さくしたい場合、窓交換ならパネルと組み合わせてガラス部分を縮小し、窓を小さくすることができます。
開き方タイプを変えたい
対面の窓がない、壁に沿って風が流れて行ってしまうなどの理由で、風が入って来ない部屋には、引き違い窓から縦すべり出し窓への交換で、換気の良い部屋に生まれ変わらせることができます。
トリプルガラスにしたい
窓ガラスの中で、現在最も高い断熱機能を備えるガラスはトリプルガラスです。新潟は冬の寒さが厳しいので、せっかく窓交換をするなら最高の断熱機能の窓にしたいという場合、窓交換ならトリプルガラスを選べます。
カバー工法での窓交換の施工事例
結露と窓まわりの寒さを解消した事例です。
この事例の詳細をご覧いただけます。
>>>上越市 窓交換のメリット
メーカー | YKKAP株式会社 |
---|---|
商品名 | マドリモ |
仕様 | アルミ樹脂複合窓・Low-E複層ガラス ガス入り |
施工時間 | 2時間半 |
参考価格 | ¥130,000~160,000 |
カバー工法での窓交換の費用相場
掃き出し窓 | 約 27〜37万円 |
腰高窓 | 約18~25万円 |
小窓 | 約15~22万円 |
ガラスとサッシの種類やサイズの違いによって製品価格と工事費が変わる為、費用相場には幅があります。工事にかかる時間は、一窓およそ約2時間~半日です。
上記費用相場はYKKAP公式サイトに表示されている価格です。新潟での詳しい費用相場はこちらからお問い合わせください。
【家中の窓を断熱】内窓設置の費用相場
内窓設置は、今ある窓はそのまま残し、室内側に新しい樹脂サッシと断熱ガラスの窓を設けて、二重窓にする工事です。高い断熱効果がある良さと、費用を抑えられる良さを両方兼ね備えている窓のリフォーム方法なので、住宅全体の断熱リフォームに採用されるケースが多く見受けられます。
一般的な床面積の2階建て住宅で住宅全体の断熱リフォームをする場合、屋根、外壁、床などすべてを改修すると、数百万円という費用がかかります。
一方、全ての窓に内窓を設置するという方法であれば、100万円前後で住宅を断熱化でき、屋根、外壁、床の断熱改修に負けず劣らぬ効果を上げられます。
開口部の断熱
住宅の断熱で重要なのが、開口部の断熱性能を高めることです。なかでも窓は、熱の出入りが大きいので、断熱上の重要なポイントとなります。
冬の暖房時に、室内に逃げ出す熱の約6割が窓などの開口部からで、夏の冷房時に、室外から侵入する熱の約は、約7割は窓などの開口部からです。
また、マンションでは規約で窓交換が許可されないことがありますが、ほとんどのマンションでは内窓設置なら許可されるようです。
工事にかかる時間はひと窓約1時間です。窓交換よりさらに手軽な工事です。
内窓設置の施工事例
YKKAPプラマードUで複数の窓を断熱し、結露も解決した事例です。
内窓設置の費用相場
掃き出し窓 | 約 11〜19万円 |
腰高窓 | 約6~13万円 |
小窓 | 約5~11万円 |
ガラスとサッシの種類サイズの違いによって製品価格と工事費が変わる為、費用相場には幅があります。
上記費用相場はYKKAP公式サイトに表示されている価格です。新潟での詳しい費用相場はこちらからお問い合わせください。
【防音・気密性を高める】内窓プラストの費用相場
内窓には他の窓のリフォームとは違い、防音効果がありますが、騒音のレベルによっては、その効果が追い付かないことがあります。騒音の悩みを解決したくて内窓を設けたが、ほとんど効果が感じられなかったというような情報を目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに一般的な内窓の防音能力には限界があります。線路や大型車両が数多く走行している幹線道路、頻繁に吠える犬を庭に出している住宅との距離が近い場合、十分に騒音を遮れないのです。
家族のストレスになるほどの騒音を解決したい場合には、一般的な内窓ではなく、非常に高い気密性を持つ内窓プラストでのリフォームが理想的です。内窓プラストは独自のダブルフレーム工法と樹脂サッシで、防音と断熱の性能を飛躍的に高める気密性を備えています。
さらに、一般的な内窓として厚みのあるガラスを使えるという強みもある為、線路や幹線道路などの解決できなかった騒音の悩みを解決に導きます。ただ、一般的な内窓と比較すると、費用相場も上がります。
家中を断熱したい場合には、防音が必要な部屋には内窓プラスト、騒音が気にならない部屋には一般的な内窓というように、部屋によって内窓を使い分けるというリフォームの方法もあります。
内窓プラストの施工事例
高速道路のロードノイズに悩んでいるマンションの部屋を内窓プラストで解決した事例です。
この事例の詳細をご覧いただけます。
>>>長岡市 マンションの窓を防音対策
内窓プラストの費用相場
内窓プラスト設置の費用(製品価格+工事費)サッシは全て樹脂サッシ | 腰高窓 | 掃き出し窓 |
複層ガラス厚み 18mm | 約10万~12万円 | 約14万~16万円 |
Low-E複層ガラス厚み 18mm | 約12万~14万円 | 約16万~18万円 |
防音合わせ複層ガラス厚み 6.8mm | 約19万~21万 | 約23万~25万 |
防音合わせ複層ガラス厚み 12.8mm(最厚) | 約22万~24万 | 約29万~31万 |
新潟での詳しい費用相場はこちらからお問い合わせください。
内窓プラストの特徴はこちらのページで詳しくご覧いただけます。
>>> 窓屋窓助がオススメする上質で最強の内窓
内窓プラストは楽器の練習を長時間するなどで、家の中からの音の流出が気になる場合にも高い効果を上げます。
【手軽にできる】ガラス交換の費用相場
ガラス交換は、今あるサッシに新しい断熱ガラスを取り付けるリフォームです。一窓30分程度で工事が完了し、費用も抑えられるので手軽にできます。
ただ、サッシの断熱ができないので、サッシに発生する結露と、サッシとレールの隙間からの冷気の侵入が解決されません。その為、窓交換や内窓設置ほど高い効果はありません。
ガラス交換の費用相場
掃き出し窓 | 約 3〜5万円 |
腰高窓 | 約2~4万円 |
小窓 | 約1~3万円 |
結露が発生しない窓や、家族が一時的にしか過ごさない場所にある窓に使うと、全体の費用を抑えられます。また、窓のリフォームが許可されていないマンションでも、ガラス交換なら許可されることがあります。
窓リフォームの費用相場は工法によっても、ガラスやサッシの種類によっても変わります。費用を抑えるコツは、目的に合わせて適切なリフォーム方法とガラスやサッシを選ぶことです。
費用を抑えるコツを押さえて、効率良く窓のリフォームをしたい…とお考えの際には、お気軽にご相談下さい。
新潟の窓のリフォームは地域No.1専門店の窓屋窓助へ
私達は窓や玄関ドアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。
そして、地域No.1専門店ならではの自信と誇りを持って、優良な工事と価格で窓のリフォームを承っております。
窓やガラスの交換・内窓設置など窓のリフォームでは、断熱性を高める、結露を軽減するなどの希望を叶え、騒音など家の中に発生している問題を解決することが第一の目的です。そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。
窓や窓助が叶える窓や玄関ドアのリフォームは、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いで取り組んでおります。何時でもお気軽にご相談ください。
この事例の詳細をご覧いただけます。
>>>長岡市 冬を越えて窓の断熱を考える