玄関ドア交換で引き戸にしたい!新潟でのリフォーム費用の目安は?

玄関ドアから交換できる引き戸の種類

新潟では新築の際に、レールの凍結で困らないよう引き戸ではなく玄関ドアを選ぶことがあります。ただ、長年使ううちには通行のしやすさなど、メリットの多い引き戸に交換したいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

引き戸に交換できる玄関ドアの条件や引き戸にするメリット、玄関ドアに交換する方が良いケースなどを考えていきましょう。

玄関ドアから玄関引き戸に交換するメリット

玄関引き戸のメリット

近年は、洋風な雰囲気やモダンなデザインの住宅が増えたことから、玄関ドアを設けるケースが増えていましたが、リフォームに際して引き戸への交換という選択肢もあります。

以前とは違い、洋風な雰囲気やモダンなデザインの外観にも調和する玄関引き戸が増えていることに加え、断熱性と防犯性が向上しているからです。そして引き戸には引き戸ならではのメリットがあります。

通行しやすくなる

2枚建て玄関引き戸への交換以外は、開口部が今までより広がります。加えて、引き戸は横に滑らせるので、ドアのように通行の幅を狭められることがありません。また、前方に出っ張ってくるドアを押さえている必要がないので、子どもを抱いていたり、両手が荷物で塞がっていたりしてもスムーズに通行できます。

玄関内が明るくなる

玄関ドアにも採光デザインのドアは多くありますが、引き戸はどのデザインを選んでも全面的に陽射しが玄関内に入ってきます。夏の陽射しで玄関内の温度が上昇するのでは?と思われるかもしれませんが、Low-E複層ガラス遮熱タイプにすればその心配もありません。

Low-E複層ガラス遮熱タイプは、冬は陽射しの暖かさを採り入れ、夏は太陽の熱と紫外線を遮る働きをします。

採風量を調整できる

網戸をつけておけば、その日の天候に合わせて引き戸を開けておくことができます。暖かく、風が弱い日は全開放し、小雨が降っている日は少しだけ開けておくというように、開く幅を調整できます。

風で煽られる心配がない

強風の日などに風に煽られ、急激にドアが閉じて子どもが手を挟んでしまうなどの事故が起こりません。

古い引き戸の寒さと鍵の開けやすさへの不安

引き戸の玄関は寒い

引き戸への交換を検討する際、通行はしやすそうだけれど、玄関引き戸にすると玄関ドアよりも玄関内が寒くなったり、鍵を簡単に開けられたりしてしまうのでは?と迷われることもあるのではないでしょうか?

確かに古い引き戸は玄関ドアに比べて断熱性・気密性も防犯性も低かったので、その懸念はありました。ただ、現在の玄関引き戸は断熱仕様になっている上に気密性も向上しています。そして、YKKAPの玄関引き戸の鍵にはディンプルキーが使われています。ディンプルキーはセキュリティキーとも呼ばれるほど、防犯性の高い鍵です。

玄関引き戸の断熱性と気密性

全面ガラス構造の引き戸

YKKAPの玄関引き戸は、全面ガラス構造です。引き戸全体が1枚のガラスである浮き桟構造なのでガラスと桟の間に隙間風が発生しません。

一方、桟にガラスが組み込まれている従来の引き戸は、ガラスと桟の間から空気が出入りする為、気密性が高いとは言えない構造です。その為、引き戸の玄関は寒いという印象を持たれる方が多いのでしょう。

また、YKKAPの玄関引き戸には、基本的に複層ガラスが使われています。オプションでLow-E複層ガラス遮熱タイプを選ぶこともできますが、どちらも熱の出入りを妨げる働きをし、玄関の断熱性を高めます。断熱性の高さは、寒波が襲来した時のレールの凍結防止を抑える効果もあります。

玄関引き戸に使われる鍵

3か所に錠がついている玄関引き戸

古い引き戸には、鍵が一つしかついていなかったり、玄関ドアより簡易的な鍵がついていたりすることが少なくありません。そのような玄関引き戸は防犯性が低く、犯罪被害に遭うリスクが高くなってしまいます。

一方、最新の玄関ドアにはピッキングに強い鍵や、こじ開けに強い鎌錠が採用されています。しかもカギは中央に召し合わせ内外錠、左右両側に戸先内外錠が取り付けられ、室内側にはオプションでサムターン回しを防ぐ着脱シフターが取り付けられます。

玄関ドアから交換できる引き戸の種類

玄関引き戸に必要な間口は主に3種類あります。片開きドア4枚分に相当する間口と2枚分、そして1枚分です。このうち、片開きドア4枚分に相当する4枚建て引き戸は、玄関ドアからの交換が不可能です。玄関ドアから交換できる可能性がある引き戸を確認しておきましょう。

2枚建て引き戸

2枚の引き戸を左右にすべらせて開閉する玄関引き戸です。通行の幅は片開きドアとほぼ同じです。

袖付2枚連動引込み戸

袖付き2枚連動引き戸

袖と2枚の引き戸で構成される玄関引き戸です。2枚の戸を袖の上に重ねられるので、間口のうちの3分の2まで通行の幅が拡がります。現在の引き戸が6尺である場合には、有効開口幅が753.5mmから869.5ミリまでおよそ11cm広がります。

ゆったり通行できるようになり、ベビーカーの乗り入れや、車椅子での通行もスムーズにできます。

2枚連動引込み戸

2枚連動引込み戸

2枚の戸を壁に沿って滑らせて開閉する引き戸です。片開きドア2枚分の間口がない親子ドアや袖付きドアから交換できます。ただし、玄関の横に戸を引き込むだけの壁が必要です。

片引き込み戸

片引き込み戸 施工事例

1枚の戸を壁に沿って滑らせて開閉する引き戸です。片開きドアから交換できます。ただし、玄関の横に戸を引き込むだけの壁が必要です。

玄関ドアから交換できる引き戸の種類

引き戸の種類 通行の幅 交換できる玄関ドアの種類
2枚建て玄関引き戸 間口の2分の1 両袖ドア・両開きドア・袖付き親子ドア
袖付2枚連動引込み戸 間口の3分の1
2枚連動引込み戸 ほぼ間口と同じ 親子ドア・袖付きドア
袖付き片引き込み戸 袖の分狭まる
片引き込み戸 ほぼ間口と同じ 片開きドア

 

玄関ドアから玄関ドアへの交換の方が向いているケース

リモコンキーが使える玄関ドア

通行がしやすくなり、寒さや犯罪被害の不安のない玄関引き戸への交換ですが、リモコンキーにしたい、ロックしたまま風を通したいという希望がある場合には玄関ドアから玄関ドアへの交換の方が向いていると考えらえます。

リモコンキーにしたい

YKKAPの玄関ドアにはリモコンキーがつけられますが、玄関引き戸や引き込み戸には付けられません。

ロックしたまま風を通したい

引き戸には開く幅を調整して風を採り入れられる良さがありますが、網戸の鍵は防犯には役立ちません。その為、玄関が視界に入らない間取りの住宅や、夏は就寝中に玄関を開放したいというご家庭では、通風機能が付いた玄関ドアの方が確実な防犯性を得られます。

引き戸への交換は玄関ドアへの交換と費用はほぼ同じ

 

玄関ドアと引き戸の交換費用の違い

玄関ドアから引き戸への交換は、玄関引き戸と同じ間口の玄関ドアからという条件があります。具体的には両袖ドア、両開きドア、袖付き親子ドアからは、2枚建て玄関引き戸に、それより間口の狭いドアは引き込み戸に交換できます。

玄関ドアの製品価格と標準工事費

玄関ドアの製品価格は間口の幅や開き方タイプ、機能性によって変わります。玄関ドアから玄関ドアへの交換も視野に入れて、新潟の玄関ドア専門店窓屋窓助での玄関ドアの製品価格と標準工事費を見てみましょう。

両袖ドア 標準工事費       128,700
非断熱 非断熱+通風 断熱 断熱+通風
177,760~303,160 259,160~303,160 205,260~355,960 225,060~341,660

 

両開きドア 標準工事費    122,100
非断熱 非断熱+通風 断熱 断熱+通風
201,850~386,650 342,650~428,450

 

袖付き親子ドア 標準工事費 125,400
非断熱 非断熱+通風 断熱 断熱+通風
221,430~352,330 302,830~360,030 241,180~416,130 262,680~401,830

 

玄関ドアから玄関ドアへの交換の場合、工事費込みの費用はおよそ3053万円程度です。次に玄関引き戸の製品価格と標準工事費を見ていきましょう。

玄関引き戸の製品価格と標準工事費

洋風な住宅にも調和する玄関引き戸のデザイン

引き戸には2枚建てと4枚建てがありますが、玄関ドアからの交換は2枚建てに限られます。また、玄関ドアには断熱・通風などの機能の違いがありますが、YKKAPの玄関引き戸はすべて断熱仕様です。

そして、引き戸は開閉の幅を調節して風を通せるので、玄関ドアのように通風機能がついている引き戸はありません。

2枚建て玄関引き戸 標準工事費 146,600
断熱仕様 192,500352,550

玄関引き戸の工事費込みの費用はおよそ3350万円程度です。

2枚連動引き戸と片引き戸のYKKAPの参考価格

YKKAPどありも2枚建て引き戸価格表

YKKAPドアリモ片引き込み戸価格表

新潟での製品価格や工事費はお問い合わせください。

玄関ドアや引き戸のお問い合わせ

玄関引き戸への交換はメリットが多いリフォームですが、理想の玄関の使い方に100%当てはまらないこともあります。家族が望む玄関の使い方に合わせて、交換計画を進めることが大切です。

玄関ドアから引き戸に交換するのか、玄関ドアから玄関ドアに交換するのか、玄関ドアに交換するならどのような機能をつけるべきなのかなどを考え併せてみましょう。どの方法が最も良いのか迷ってしまったらお気軽にご相談ください。

新潟市の玄関ドアリフォームに使える補助金制度

こどもエコすまい支援事業がスタートします

こどもエコすまい支援事業は、省エネ性を高めるリフォームへの支援を主な目的とする補助金です。玄関ドアや引き戸、窓の断熱化などの省エネ性を高めるリフォームとバリアフリー、防犯性向上などのリフォームを組み合わせることもできます。

多くの人が活用を計画している為、予想外に早く予算が上限に達して申請受付が終了することが予測されます。補助金の利用を考えている場合には、早めに検討を始めることをお勧めします。

新潟市の玄関ドアと玄関引き戸の交換は専門店の窓屋窓助で!

窓屋窓助が叶える

私達は、玄関引き戸・玄関ドア・エクステリア・窓のリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。

玄関引き戸や玄関ドア交換の際には、玄関周りの印象を良くすると共に、断熱・防犯・風通しなどの機能も向上させられます。「新潟市の気候にあった快適な玄関」にする為の最適なプランを提案させていただきます。何時でもお気軽にご相談ください。

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監修者情報

窓屋窓助編集部

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窓屋窓助では、「価格だけ」「デザインだけ」のプランではなく、お施主様のお悩み・ご希望から、その後の暮らしを大切に考え、その人にとって最高の“窓・玄関・エクステリアリフォーム”を完成させて頂きます。

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