玄関ドアリフォームで電子錠にする価格と特徴
玄関ドアをリフォームする際、電子錠が使える玄関ドアにするご家庭が増えています。
交換の際、手動キーは標準仕様で玄関ドアの価格に含まれます。一方、スマートキーはオプションなので費用は嵩みますが、鍵の施解錠が楽になる便利さが得られ、防犯にも役立ちます。
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YKKAPの玄関ドアにオプションで付けられる電子錠の特徴と価格
YKKAPの玄関ドアにオプションで付けられる電子錠には、電池式と電気式(AC100V式)があり、できることの範囲と価格が異なります。
電池式と電気式(AC100V式)のどちらでも選べる電子錠の2つのタイプ
電子錠には3つのタイプがあるのですが、そのうちの2つは電池式と電気式(AC100V式)のどちらでも選べます。どのタイプも、専用の無料アプリをインストールすると、スマホでも施解錠できます。
ポケットキー(リモコンキー)
バッグやポケットの中にリモコンキーを入れておくと、ハンドルのボタンを押すだけでドアの施解錠ができる電子錠です。また、車のキーのように少し離れた場所から操作して玄関ドアを施解錠することもできます。
ポケットキーはタグキーとも併用できます。高価なポケットキーは大人が使い、失くす恐れがある子どもにはタグキーを持たせるというような使い分けができます。
価格
- 電池式 リモコンキー2個・タグキー3個・非常用キー5本 66,000円
- 電気式(AC100V式) 配線状況によって異なる為現地調査後に見積もりが作成されます。
ピタットキー(タグキー)
現在普及しているカードキーと同じ使い方をする電子錠です。カードキーは便利な電子錠ではあるのですが、磁気不良や破損、電池切れなどによる締め出しリスクがあります。その為、YKKAPのスマートキーからは、カードキーとシールキーが廃止されました。
その代わりとして開発された電子錠が、非常用キーを内蔵できるタグキーです。万が一の時には、内蔵されている非常用の手動キーを使って玄関ドアの施解錠ができるようになっています。
価格
- 電池式 タグキー3個・子鍵2本・非常用キー3本 34,650円
- 電気式(AC100V式) 配線状況によって異なる為現地調査後に見積もりが作成されます。
顔認証キー
電気式(AC100V式)専用の電子錠です。スマートコントロールキーの中で最も新しいタイプで、玄関ドアの前に立つだけで施解錠できます。また、顔認証キーを導入した場合には、他の2タイプも併用して使えます。
- 価格 配線状況によって異なる為現地調査後に見積もりが作成されます。
価格に影響する配線状況とは?
3タイプがすべて選べる電気式(AC100V式)の電子錠には、その他にパナソニック「外でもドアホン」や戸締り安心システムミモット、YKKAP電気錠付門扉と連携できるという特徴があります。
ただ、電気式(AC100V式)は住宅内の間取りや配線状況によって必要な電気工事が変わる為、それに伴って、電子錠の取り付け費用が変わります。高額な費用が発生することもありますし、状況によっては設置できないこともあります。
電池式は配線工事が不要なので、住宅内の間取りや配線状況に関わりなく取り付けができます。
電子錠を選ぶ際に感じる不安を払拭
便利に使える電子錠にしたいと思う一方、閉め出しや防犯性能に対する不安を感じて、電子錠と手動キーのどちらを選べば良いのか迷われる方もいらっしゃると思います。
ただ、既に電子錠を使っている人に聞くと、ほぼ100パーセントの割合で電子錠の方が良いという答えが返ってくるでしょう。実際には世間で言われるほど、閉め出しのリスクは高いのでしょうか?
従来のカードキー
電子錠の中で、カードキーには確かに閉め出しの不安がありました。外出先でカードを破損してしまったり、他のカードといっしょにお財布の中に入れておいたために磁気不良を起こしたりすると、玄関ドアが開かなくなってしまうからです。
電池切れや停電
現在採用されているリモコンキー、タグキー、顔認証キーという3つのタイプのどれもが、電池切れや停電の際には使えなくなってしまいます。蓄電池のある住宅以外では停電は避けようがありませんが、電池切れの心配はほとんどありません。
電池切れになる前に必ずランプの赤い点滅とピピピピピピピッという警告音で、電池切れが予告されるからです。電池は1日10回操作した場合には約1年間で消耗します。使用回数に応じて適切に交換しなければ、電池切れになって施解錠できなくなってしまいます。
警告音が鳴った際には、速やかに電池を交換すれば、閉め出しの不安はありません。
YKKAP 取扱説明書 23P電池の交換方法
なによりも、万が一の電池切れや停電が発生しても、現在採用されているリモコンキーとタグキーには手動キーが内蔵されているので安心です。
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オートロック
オートロック機能は、施錠忘れを防ぐ働きがあり、設定方法によって外出時と帰宅時の使い分けができます。
外出時
外出の際の施錠忘れを防ぎます。また、ゴミ出しなどで両手が塞がっている時にすぐ近くだし面倒だから…と敢えて施錠せずに出てしまう状況も避けられます。
ただし、鍵を持たずに玄関の外に出てしまうと、オートロックによって閉め出されてしまいます。
仕事や長時間の外出の際には、緊張感があるので施錠忘れをするケースは少ないと思いますが、ゴミ出しや回覧板で施錠を省くというケースは多いのではないでしょうか?
そのような場合こそ、ポケットキーの良さを活かして施錠することをおすすめします。玄関の外からの施錠はオートロックに設定しなければ、閉め出しの心配がありません。
帰宅時
帰宅時は家に帰りついた安心感があります。加えて、運び入れる荷物が多かったり、夕飯の支度で気が急いていたりする時があり、うっかり鍵を閉め忘れてしまうというようなことがあります。
その後、帰宅する家族がいれば良いのですが、自分が最後だった場合、朝まで無締りになり、非常に危険な状態になってしまいます。その為、玄関の中からの施錠はオートロックに設定しておくと安全です。宅急便で大きな荷物を受け取り、両手が塞がっている時にも便利です。
非常用手動キーが内蔵されている電子錠への不安をなくすタグキーの選び方
電子錠の良さのひとつに、万が一紛失しても登録し直せば再び使えるという特徴があります。ただ、手動キーが内蔵されている電子錠であれば、その良さは失われてしまい、シリンダーを交換しなくてはならなくなってしまいます。
その為、タグキーには手動用キーが内蔵されていないタイプも用意されています。「子どもが鍵を失くす度にシリンダー交換で高額な費用がかかる」というような困った事態を避ける為には、このタイプが役立ちます。
玄関ドアのリフォームで電子錠にする見栄えの良さと利便性
電子錠には後付けタイプもありますが、せっかく玄関ドアを交換するなら、そのタイミングで電子錠付きの玄関ドアにすることをおすすめします。なぜなら後付けの電子錠より見栄えが良く、利便性も高いからです。
後付けより見栄えが良い
後付けする電子錠には、玄関周りの雰囲気を損なうかもしれない違和感を醸し出すことがあります。一方、電子錠付きの玄関ドアは、電子錠がドアハンドルに内蔵されているので、見た目がすっきりし、その美しいフォルムで玄関周りの雰囲気をより良くします。
施解錠が楽
3つのタイプのどれでも、暗くなってから帰宅すると、鍵穴が見つからないというイライラが解消されます。
リモコンキーや顔認証キーなら子どもを抱いていたり、両手に荷物を持っていたりすると鍵が取り出せないという状況を避けられます。また少し離れた所から車のキーのように、鍵を開けられます。
スマホと連携できる
専用の無料アプリをインストールすると、Bluetooth®機能を使って離れた場所からも登録などの操作ができます。リビングのソファに座って玄関ドアの設定もできます。
スマートフォン専用アプリ「スマートコントロールキー」
アプリをインストールした後、玄関ドアとのペアリングをすると、玄関ドアとスマートフォンがBluetooth®で繋がれます。Bluetooth®で繋がると、玄関ドアの施解錠の他に、キーの管理、施解錠履歴の確認などが行えます。リモコンキーやタグキーを外出先で失くしてしまったというような時や、リモコンキーが電池切れしてしまったというような時にも活用できます。
玄関ドアのリフォームの際に、電子錠にするか、手動キーにするか迷ってしまったら、お気軽にご相談ください。
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