断熱と防音は内窓プラストサッシで解決

 

断熱と防音を気密性の高いサッシで解決する内窓プラスト

部屋が暖まり難く、電気代が嵩むという問題は住宅の断熱性を高めることで解決します。外からの騒音で落ち着かないという問題は、防音性を高めることで解決します。この2つの問題の解決には、内窓を設けて二重窓にするというリフォームが役立ちます。

そしてこのリフォームでは、気密性を高める内窓プラストが最も高い効果をあげます。

内窓の効果の高さは気密性が決め手

気密性の高いプラストサッシ

YKKAPやリクシルなど、数多くのサッシや窓のメーカーが内窓を開発し、製造販売しています。その中で群を抜いて高い効果を実現する内窓が大信工業の内窓プラストです。その理由は気密性の高さです。

内窓の効果の高さは、ガラスとサッシの性能によって変わりますが、同時に気密性の高さも求められます。ガラスとサッシを通り抜ける熱と音を遮るだけでは、十分な断熱効果と防音効果が得られません。

熱や音は、ガラスとサッシの面を通り抜けるだけではなく、隙間からも出入りするからです。具体的には、壁についている窓枠と窓のサッシの間、窓とレールの間、引き違い窓なら引き戸と引き戸の間など、多数の隙間から、熱や音が出入りします。

内窓を設置したけれど、寒さや騒音を解決できなかったという理由には、この隙間からの熱や音の出入りを防げなかったということが考えられます。特に築年数の長い住宅や、過去に地震の被害を受けた住宅では、窓枠に歪みが生じていることがあり、隙間が多くなっていることが多いのです。

もし隙間があれば、断熱機能の高いLow-E複層ガラスや、樹脂サッシが使われた内窓を設置しても、地域の気候や騒音のレベルによっては十分な効果を得られない場合があります。

内窓プラストを製造している大信工業は国内で初めて内窓を製造したメーカーです。他のメーカーとの違いは、大信工業は内窓のサッシ製造に特化しているということです。内窓プラストだけが持つ特徴を確認していきましょう。

内窓プラストはガラス選びの幅が広い

内窓プラスト

内窓に採用するガラスは、内窓を設置する目的に合わせて選べます。このガラス選びの範囲の広さが内窓プラストの特徴の一つです。プラストのガラスは、内窓を施工する会社が現地調査をして、騒音のレベルや窓の向きによる気象条件からの影響の大きさを調査し、騒音レベルや気候に合わせたガラスを選定します。

この際、数多くあるガラスメーカーが販売しているガラスの中から、最適なガラスが選ばれます。ガラスは厚くなればなるほど防音効果が上がりますが、サッシに装着できるガラスの厚みには限界があります。ガラスが厚くなるほどガラスの重量が増し、戸車やレールにかかる負荷が増してしまうからです。

プラストは厚みのあるガラスに耐えられるよう設計された構造なので、12.8mmまでの防音合わせガラスを装着できる唯一の内窓です。

メーカー別ガラスの装着可能な単板ガラスの厚み(複層ガラスは18mmまで)
YKKAP プラマード 6.8mmまで
LIXIL インプラス 6.8mmまで
三協アルミ プラメイク 6.8mmまで
大信工業 プラスト 12.8mmまで

 

12.8mmの防音合わせガラスを装着した場合の内窓プラストは、80dBの室外からの騒音を、35dB程度に抑えるほどの防音効果を発揮します。35dBは図書館の内部のような静かさです。

気密性が高いプラストサッシ

内窓を設けると防音効果が高まる理由は、外窓と内窓の間の空気層が吸音材の役割を果たすからです。ただ、これだけでは隙間からの音や熱の出入りを防げません。内窓プラストは、内窓効果を最大限に高める為、隙間を減らす工夫が随所に施された独自の構造で造られています。

窓枠のたわみや歪みによる隙間を解消する

窓枠のたわみや歪みによる隙間を解消する上枠
上枠

リフォームの場合、経年劣化で窓の周りの木枠のたわみや、歪みが発生していることが多く、せっかく内窓を取り付けてもその部分に隙間ができてしまっては、十分な効果が得られません。例え経年劣化による窓枠のたわみや歪みがあったとしても、隙間が生まれないよう、きっちりと枠に密着するサッシの構造が求められます。

実際の工事には、このような構造を備えたサッシの効果を十分に得る為、施工店が内窓を設置する窓枠を正確に採寸し、メーカーがその情報を基に窓枠に最適な部材を製造するという連携が行われます。

召し合わせ部の隙間を解消する

召し合わせ部の隙間を解消する煙返し
煙返し

引き違い窓の場合、2枚の戸が重なる部分(召し合わせ部)からの隙間を防ぐ為には、隙間をなくすために煙返し構造になっていること、密着の度合いを強固にする為、柔らかい材料で作られていることが大切です。
つまり、アルミのように伸縮しない素材ではなく、柔らかさのある樹脂を使うことと、窓枠の歪みや撓みを解消する構造にすることで、窓の気密性を向上させることができるのです。その結果、窓を占めればロックしなくても十分な気密性が得られます。

レールと戸車の間の隙間を解消する

レールと戸車の間の隙間を解消するスプリング式スライドピース
スプリング式スライドピース

加えてレール部分には気密材が使われ、戸車の間の隙間も解消する必要があります。このような気密性を備えた内窓を設ければ、幹線道路や線路、商業施設などが近くにあっても、静かな室内が実現します。

内窓プラストは、これらのポイントを全て押さえた高い防音性と気密性を誇る内窓です。ガラスだけではなく、サッシに使う素材とサッシの構造によって、音も熱も出入りさせません。

 内窓プラストの断熱性能

断熱性の高い内窓プラスト

防音効果を高める為にいくら厚さがあるとは言え、単板ガラスを使った場合、複層ガラスの窓に比較すると、断熱性能が低下してしまうのではないか?と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。

確かにガラスだけを比較した場合、複層ガラスの方が単板ガラスよりも高い断熱効果があります。ただし、内窓の気密性が高い場合には、単板ガラスでも十分な断熱効果が得られます。しかも、サッシには樹脂が使われている為、サッシからの熱の出入りも妨げられます。そしてもちろん、防音の必要性がない場合には複層ガラスを選ぶこともできます。

結露抑制にも役立つ内窓プラスト

熱を通さない樹脂サッシと気密性の高さという組み合わせで、内窓プラストのガラスには、室外側と室内側の温度差が少なくなり、結露が抑制されます。

内窓プラストの結露抑制の割合

 窓まわりの結露は、外気に冷やされたアルミサッシや窓ガラス表面に室内側の暖かく湿った空気が触れることで起こります。
樹脂素材の熱伝導率は、アルミの1/1000程度。「内窓プラスト」を取り付けることで、アルミサッシに比べて結露量を1/2.7以下に減らすことができます。
このため、カビやダニの発生、内装はがれなどの建物の傷みを抑えられます。

2階建て家屋(1階部分)※北海道大学建築工学科調べ(外窓に気密材付の場合)

引用:内窓プラストの技術 窓の断熱力を高め 冬の結露も大幅に軽減

内窓プラストの価格

内窓プラストは、設置する窓枠の状態に合わせて製作するオーダーメイドなので、他メーカーより価格が高めです。オーダーメイドにする理由は、高い気密性を持たせて、騒音や寒さの問題を確実に解決する為です。

内窓プラスト設置の費用(製品価格+工事費)

サッシは全て樹脂サッシ

腰高窓 掃き出し窓
複層ガラス厚み 18mm 10万~12万円 14万~16万円
Low-E複層ガラス厚み 18mm 12万~14万円 16万~18万円
防音合わせ複層ガラス厚み 6.8mm 19万~21 23万~25
防音合わせ複層ガラス厚み 12.8mm(最厚) 22万~24 29万~31

 

ここにあげた価格に幅がある理由は、窓のサイズや増し枠を追加する必要性の有無などによるものです。

窓屋窓助がオススメする上質で最強の内窓プラスト

窓屋窓助がオススメする上質で最強の内窓プラスト

内窓プラストは現地調査をした後、調査の結果に応じて見積金額が確定する為、電話やネットでのお見積もりはできません。ただし、上記の表と照らし合わせておおよその価格は確認できます。もちろん、電話やネットでのお問い合わせはいつでも受け付けております。

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