内窓プラストの価格と見積もりを取る方法を知りたい
騒音に悩んでいる方にとって、内窓プラストは最後の手段とも言える窓のリフォームです。もっと断熱したいという希望も叶います。特に、防音のため内窓を設置したが思ったほどの効果を得られなかった…といったより確実な防音効果を求める方におすすめです。
一般的な内窓より価格が高いらしいが具体的な価格を知りたい、見積もりは電話やネットでできるのだろうか?という疑問にお応えします。
内窓プラストの価格
内窓プラストは一般的な内窓より高額です。現地調査で調査した窓枠の状況や騒音の種類とレベル、採寸した窓のサイズから得られたデータを基に、1枚1枚製作されるからです。ひと窓ごとにオーダーメイドにしなくてはならない理由は、気密性を高める為です。
気密性と防音性の関係については後で詳しく説明しますが、まず、気になる具体的な価格を見ていきましょう。
内窓プラスト設置の費用
(製品価格+工事費) サッシは全て樹脂サッシ |
腰高窓 | 掃き出し窓 |
複層ガラス
厚み 18mm |
約10万~12万円 | 約14万~16万円 |
Low-E複層ガラス
厚み 18mm |
約12万~14万円 | 約16万~18万円 |
防音合わせ複層ガラス
厚み 6.8mm |
約19万~21万 | 約23万~25万 |
防音合わせ複層ガラス
厚み 12.8mm(最厚) |
約22万~24万 | 約29万~31万 |
ここにあげた価格に幅がある理由は、窓のサイズや増し枠を追加する必要性の有無などによるものです。
内窓プラストの見積もりを取る方法
内窓プラストは現地調査をした後、調査の結果に応じて見積金額が確定する為、電話やネットでのお見積もりはできません。ただし、上記の表と照らし合わせておおよその価格は確認できます。もちろん、電話はネットでのお問い合わせはいつでも受け付けております。
プラストのお見積もりに関するお問い合わせはこちらからどうぞ!
お問い合わせ、お見積もりに関するQ&Aも参照ください。
Q 見積だけ依頼したいのだけど。。。。
A 御見積だけの御依頼ももちろん承っております。
当社ではお客様とお話しさせて頂き、そのお悩みや目的により最適な御見積をご提出させて頂きます。状況によってはご希望に沿うご提案を2~3プランご用意させて頂きます。
Q しつこい営業をされるのが不安。。。。
A お問合せ頂きましたお客様に対し、しつこい営業は一切いたしません。
相談窓口だと思って頂き、お気軽にご連絡ください。
Q 見積はどうやって届くのですか?
A 基本的には当社の窓アドバイザーがご自宅までお持ち致します。
わざわざ来ないでいいというお客様に対しては、郵送・メール等にてご提出させて頂きますので、御依頼時に御指示頂ければと思います。
よくある質問から抜粋
参考の為、マドリモプラマードUの価格も見ておきましょう。
内窓設置の費用
(製品価格+工事費) サッシは全て樹脂サッシ |
腰高窓 | 掃き出し窓 |
複層ガラス | 約7万円~9万円 | 約11万円~13万円 |
Low-E複層ガラス | 約8万円~10万円 | 約13万円~15万円 |
防犯合わせ複層ガラス | 約14万5000円~16万円 | 約21万5000円~23万円 |
マドリモプラマードUにも防音効果はあります。ただ、幹線道路や道路に面しているなど、騒音レベルが非常に高い場合には、満足できる効果を得られない恐れがあります。その理由はどこにあるのでしょうか?
内窓プラストとプラマードUとのガラスの厚みの比較
プラマードUはガラスとサッシが組み合わされた状態で販売されています。一方、内窓プラストのメーカー大信工業ではガラスの制作はしていません。現地調査で判明した騒音のレベルに必要なガラスの厚みに合わせて枠を製作します。
単板ガラスで組み込める最厚
♦ プラマードUの最厚のガラス 6㎜
♦ 内窓プラストの最厚のガラス 12.8mm
複層ガラスの厚み
♦ プラマード・プラスト共に18mmまで
防音性の高さはガラスの厚みだけではありませんが、ガラスの厚みも音の伝わりを抑えることに関係します。厚いほど音を通さなくなり、破壊にも強くなります。ただ、ガラスが厚くなるにしたがって、内窓の価格も高額になっていきます。
では、ガラスの厚み以外に何が内窓の防音性を高めるのでしょうか?それは先の述べた気密性です。気密性が防音性能を決めると言っても過言ではありません。
内窓の気密性を高める為のオーダーメイド
窓の気密性の高さは断熱性と防音性を確実にします。熱も音もガラス面だけではなく、隙間から出入りするからです。この隙間は、壁についている窓枠と窓の間、窓とレールの間、引き違い窓の場合には引き戸と引き戸の間、アルミサッシの場合にサッシとガラスの間など、複数個所に存在します。
この隙間をなくす為には、窓枠のサイズだけではなく窓枠の状態にも合わせて内窓を作る必要があります。まず、木造住宅は築年数を経るごとに、住宅の重みや地震からの影響で歪みが出てきます。築年数が浅くても大地震によって歪みが出る場合もあります。
歪みによって家の中や玄関の出入り口の開閉がし難い、鍵のかかりが悪いなどの建付けの悪さがおこることがありますが、窓枠にも悪影響が出ます。窓枠の左右の高さが変わってしまっている、方形ではなく菱形になっているなどの状態です。このような状況は目には見えません。綿密な採寸によって発見できます。
もし歪みのある窓枠に方形の内窓を取り付ければ隙間はできてしまいます。内窓プラストのオーダーメイドには、ガラスの厚みを選べるということ以外に、窓枠の状態に合わせた内窓を作り隙間を生み出さないという理由があるのです。
隙間を生まない構造
内窓プラストは隙間を生まず気密性を高めるための工夫が満載の独自の構造で造られています。
窓枠のたわみや歪みによる隙間を解消する
リフォームの場合、経年劣化で窓の周りの木枠のたわみや歪みが発生していることが多く、せっかく内窓を取り付けてもその部分に隙間ができてしまっては、十分な効果が得られません。例え経年劣化による窓枠のたわみや歪みがあったとしても、きっちりと枠に密着するサッシの構造が求められます。
実際の工事には、このような構造を備えたサッシの効果を十分に得る為、施工店が内窓を設置する窓枠を正確に採寸し、メーカーがその情報を基に窓枠に最適な部材を製造するという連携が行われます。
召し合わせ部の隙間を解消する
引き違い窓の場合、2枚の戸が重なる部分(召し合わせ部)からの隙間を防ぐ為には、隙間をなくすために煙返し構造になっていること、密着の度合いを強固にする為柔らかい材料で作られていることが大切です。
つまり、アルミのように伸縮しない素材ではなく、柔らかさのある樹脂を使うことと、窓枠の歪みや撓みを解消する構造にすることで、窓の気密性を向上させることができるのです。その結果、窓を占めればロックしなくても十分な気密性が得られます。
参考サイト 樹脂(プラスチック)とは
レールと戸車の間の隙間を解消する
加えてレール部分には気密材が使われ、戸車の間の隙間も解消する必要があります。このような気密性を備えた内窓を設ければ、幹線道路や線路、商業施設などが近くにあっても、静かな室内が実現します。
内窓プラストは、これらのポイントを全て押さえた高い防音性と気密性を誇る内窓です。ガラスだけではなく、サッシに使う素材とサッシの構造によって、音も熱も出入りさせません。
内窓プラストの施工事例
目的別に事例をご紹介します。
12.8mm防音合わせガラス組み込みで空気中を伝わって透過してくる外からの反響音を解決した事例
幹線道路からのタイヤが道路を擦れる音を解決
近所の子どもがボールを地面につく音を解決
線路からの騒音を解決
強い風が吹いたときの窓の音と高音の風切り音を解決
防音合わせガラス組み込みで空気中を伝わって流出していく家の中からの音を解決した事例
12.8mmの防音合わせガラスを使ったすべり出し窓でピアノの音の流出を解決
楽器の演奏を外部に漏らさないことと、線路からの電車の走行音を防ぐことの2つの目的を6.8mm防音合わせガラスで解決
内窓PLASTで窓断熱した事例
樹脂製の窓でも十分断熱できていなかった引き違い窓を一般複層ガラス組み込みの内窓PLASTで断熱化に成功
マンションで防音・断熱・結露を解決した事例
近所の交通音・上の階のベランダでの生活音を12mm単板ガラスの内窓PLASTで解決
窓の結露・長期的な工事の騒音・窓面の“ひんやり感“を一般複層ガラスの内窓PLAST全て解決
内窓プラストには、騒音、寒さ、結露を解決する実力があります。状況に応じてガラスの種類や厚さを柔軟に選べることと、高い気密性が内窓プラストの実力を支えています。窓の悩みを解決したい…そんな想いは内窓プラストで解決しましょう。
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