玄関の寒さ対策は寒さの原因と予算に合わせてしよう

冬になると寒さ対策ができていない玄関は、来客があっても「リビングから出たくない」と思うほど冷え込みます。玄関の寒さ対策には、100均グッズを使ったdiyや、のれん、防寒カーテンの取り付けなどの一時的な寒さ対策と、断熱玄関ドアへの交換という半永久的な寒さ対策があります。そして間取りなど、玄関の状況によって効果の高さが変わります。

玄関の寒さ対策の選び方

長岡市　新品の断熱玄関ドアへ1日でリフォーム　ドアリモ玄関ドア E03 親子ランマ付

エアコンの暖かさが届かない環境にある玄関は、冬になると非常に冷え込みます。そして冷え込む原因にはいくつかの理由が考えられます。玄関の寒さ対策は、まず初めに玄関内が冷えてしまう原因を見極め、その原因に合わせて寒さ対策を選ぶことが大切です。そして次に、原因に合わせた寒さ対策の中から、予算に合わせた対策を選びます。

次の冬には引っ越しをする予定があるなど、賃貸住宅に住んでいるという方や、持ち家だが予算を抑えて何とかしたいという状況の場合には、diyでの寒さ対策が向いています。ただ、この方法は、毎シーズンごとに行わなくてはなりません。あくまで一時しのぎの寒さ対策です。まず初めに玄関が冷え込み寒くなる原因を特定していきましょう。

隙間風

築年数が長くなった住宅では、家全体に生じた歪みのせいで、玄関ドアの建付けが悪くなり、隙間風が冷気と共に侵入している可能性もあります。また、玄関内に窓が設けられている間取りの場合、窓からも隙間風が入ってきます。玄関内の窓は、採光や換気に役立ちます。その為、窓のある玄関は理想的な環境を創れるのですが、断熱化されていないと、冬は寒い玄関の一因となってしまいます。

玄関ドアの薄さ

玄関ドアと壁の厚みの違いも玄関内の寒さに繋がります。壁は何層構造にもなっている上に、内部には断熱材が組み込まれています。しかし、アルミの玄関ドアの場合はドア自体が冷え切ってしまうので、玄関内の温度をより下げてしまいます。また、木製玄関ドアであれば、外気温をそのまま玄関内に伝えることはありませんが、アルミ玄関ドアの場合、冷たさが玄関ドアの内側にも伝わり、玄関内の温度を低下させます。

土間の冷え

玄関土間にはタイルやコンクリートが使われているため、床の冷え込みも玄関内の温度を低下させます。

100均やホームセンターのグッズを使ったdiyでの玄関の寒さ対策

玄関が寒くなる原因ごとの寒さ対策を考えていきましょう。

隙間風

隙間テープをドア枠に貼りつけます。特に、隙間テープの中にあるすき間モヘアシールというモヘア上のシールは高い効果が得られます。ただ、隙間テープの厚さによってはドアが閉まらなくなることがあります。そうなってしまうと、余計に隙間風が入る、ドアの鍵が閉められなくなるというような状態になってしまいます。隙間に合わせた厚みのテープを選びましょう。

ドアの冷たさと隙間風

のれん状のビニール製の断熱間仕切りカーテンを取り付ける方法もあります。玄関ドアの内側にビニール製の断熱間仕切りカーテンを取り付け、隙間風の侵入を抑えます。玄関ドア表面からの冷たさもやわらぎます。のれんのように左右に分かれていて、中央についたマグネットで自動的に左右がくっつくようになっています。マジックテープやツッパリ棒を使って取り付けるので工具などは必要ありません。

土間の冷え

銀マットと合板で玄関土間の冷えを抑えるリフォームの方法があるようです。

参考サイト　ウォームビズ（WARMBIZ）実験レポート！銀マットを使った対策

玄関の寒さ対策は半永久的に効果が続く断熱ドアへの交換がおすすめ

燕市　玄関ドアの断熱リフォーム＋α 　ドアリモ玄関ドア F03 親子ランマ無

隙間風と玄関ドア表面の冷たさを同時に解決できる方法が断熱玄関ドアへの交換です。断熱ドアへの交換は、毎冬する必要はなく、半永久的に快適な玄関の環境が得られます。断熱ドアへの交換は、玄関だけではなく家全体の室温にも良い影響を得られます。玄関の寒さ対策として断熱ドアへの交換が最適である理由を考えてみましょう。

家全体の室温の低下を抑えられる

断熱ドアは、熱を出入りさせない働きと、冷気を侵入させない働きによって家全体の室温の低下を抑えます。

断熱性

熱を出入りさせない働きは断熱ドアの内部に充填されている断熱材によって果たされます。比較的温暖な地域で採用される一般的な断熱性を備えたD4仕様という断熱ドアには、ドア本体に断熱材は充填されている他、ガラス部分には複層ガラスが使われています。寒さの厳しい地域や、温暖な地域であっても、玄関周辺の環境や玄関ドアの向いている方角によって冷え込む玄関には、D2仕様という高断熱の断熱ドアがあります。

どちらの仕様の断熱ドアも、アルミ玄関ドアのように、ドアの内側の表面温度が低下して玄関の室温を下げることがありません。

参考資料　厚生労働省　健康な日常生活を送るために
参考サイト　日本建材・住宅設備産業協会　開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか？

気密性

築年数の長い家や、築浅ではあるが大地震に見舞われたことがあるという家では、ドア枠と玄関ドアの間に隙間が生じている可能性があります。そしてその隙間からの冷気は、家中に流れてきます。家族がドアの出入りをする時だけではなく、リビングのドアを閉じていたとしても建具の隙間から外からの冷気が侵入して、エアコンの効率を落とします。

間取りによって玄関から居室への冷気の侵入の度合いは違いますが、気密性のない玄関からの冷気は家中に流れていきます。しかし、ドア枠と玄関ドアに間に隙間が生じている住宅であっても、玄関ドア交換の際に、その隙間が解消されます。その結果、家中の空気の低下が抑えられます。

おしゃれに玄関の寒さ対策ができる

隙間テープやビニールのカーテンは、見栄えが良いとは言えません。玄関はお客様の第一印象となる場所であることを考えると、素敵な空間にしておきたい場所です。玄関ドアのすぐ内側にビニールカーテンが下がっている、玄関ドアの周りに隙間テープが張られているという状況は、玄関のイメージを損なってしまう恐れがあります。

断熱ドアへの交換なら、半永久的な寒さ対策と同時に、素敵な玄関対策もできます。木目調カラーが複数用意されているので、外壁の色に合わせて調和する色が選べます。また外観デザインの雰囲気に合わせて最適な玄関ドアを選べるよう、ナチュラル、シンプル、シック、エレガントという4種類のテイストのデザインがラインアップされています。

通りから見た時、住宅の外観のアクセントになるのは玄関です。また、家に近づくとさらに玄関の外観への影響が大きくなります。おしゃれな家、洗練された玄関周りの演出には、玄関ドアが重要な役割を果たしていることを考えると、「見栄えよく寒さ対策」をすることが寒さ対策の重要なポイントの一つになるのではないでしょうか？

参考サイト　ドアリモ 玄関ドア D30　デザインラインアップ　

玄関引き戸も交換で寒さ対策できる

家の玄関は引き戸だから寒さ対策はあきらめている…とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか？引き戸は使い勝手が良いので、寒さ対策の為に断熱玄関ドアへの交換はしたくないという方もいらっしゃるでしょう。でも、引き戸には引き戸のままで寒さに強い玄関引き戸に交換できます。

引き戸の玄関が寒い理由は、ガラス面が多いことと気密性が低いことです。そこで、ガラス部分に複層ガラスが使われている引き戸を選ぶことで寒さ対策ができます。交換の際に気密性も向上するので、引き戸の玄関でも、玄関内の寒さが改善されます。特にYKKAPドアリモの玄関引き戸は、全面ガラスになっているため、より気密性が高くなっています。

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窓屋窓助は、窓・玄関・エクステリアリフォーム専門店です。

私達は、窓・玄関・エクステリアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。窓や玄関での断熱を検討される際には、ぜひご相談ください。お住まいに合わせた最適なプランを提案させていただきます。