玄関引き戸のリフォームにかかる防犯性を高める費用

引き戸は玄関ドアに比べると、防犯性能が劣ってしまいます。玄関引き戸の防犯性を高める方法には、diyで鍵の交換や防犯グッズの取り付けをする方法と、業者に依頼して鍵を交換してもらう方法、防犯性能を備えた最新の玄関引き戸、または玄関ドアに交換する方法があります。それぞれの特徴と防犯リフォームにかかる費用を見て行きましょう。

 diyでできる防犯リフォームは価格の安い防犯グッズの取り付け

費用を抑えて防犯対策をしたいという場合には、ホームセンターなどで購入した防犯グッズをdiyで取り付けるという方法があります。どの防犯グッズも数百円～数千円という価格なので、ちょっと試してみようかな…という程度には役立ちます。

防犯フィルムを貼る

引き戸のガラス部分に防犯フィルム貼り、破壊されにくいガラスにする方法です。侵入強盗の手口には、ガラスを破って穴を空け、その部分から手を差し入れて開錠してしまうガラス破りという犯罪があります。しかし、防犯フィルムが貼られたガラスは、ガラスを破壊しようとして硬いものでガラスに衝撃を与えても、細かいヒビが入るだけで割れません。その為、穴が開かず、ガラス破りという手口から玄関のカギを守ります。

粘着テープの補助錠

補助錠には穴を開けて取り付けるタイプと、粘着タイプがあります。穴を開けるタイプは失敗すると、かえって防犯性が低下する恐れがあるので、業者に依頼することをお勧めします。しかし粘着テープで取り付ける方法なら、引違戸錠の横に貼りつけるだけなのでdiyができます。穴を開けて取り付けるタイプに比べると、強度や耐久性は低いのですが、失敗してもやり直せます。

サムターン回し防止具

サムターンとはドアの内側についているツマミのことです。侵入強盗の手口には、ガラスを破ったりドアに穴を空けたりして手や器具を入れ、サムターンを回して開錠するサムターン回しという方法があります。サムターン回し防止具は、サムターンに被せて、サムターンを回そうとしても回せないようにカバーする防犯グッズです。これもテープで貼り付けるだけなので、手軽につけられます。

サムターンガード

サムターン回し防止具と同じような働きをします。こちらはネジで止めてサムターンを挟み込みます。ネジはサムターンガードに使うので、穴を空ける必要はありません。

引戸用のチェーン

引き戸と壁を繋ぐチェーンです。一定の幅までしか開けなくなります。

ドアアラーム

鍵を壊して引き戸を開くとアラームが鳴ります。本体とセンサーを貼り付けるだけなので手軽です。

参考サイト　犯罪白書　強盗の手口別推移

業者に依頼して玄関引き戸の鍵を交換してもらう方法

手軽にできる防犯グッズよりも確実な方法は、費用は掛かりますが、専門の業者に依頼して、鍵を交換してもらう方法です。

ディンプルキーに交換

ディンプルキーにディンプルキーは、ピッキングという侵入強盗の手口に強い複雑な形状の鍵です。ピッキングとは、鍵穴から特殊な器具を差し入れて開錠するという犯罪です。専門の業者に鍵をディンプルキーに交換して貰う費用の相場は、一か所につき部品代と作業料金を併せて3～4万円です。

脱着式サムターンに交換

防犯グッズには被せてサムターン回しを防ぐ製品がありましたが、専門の業者に依頼すると、サムターンそのものを取り外せるサムターンに交換してもらえます。就寝時や外出前にサムターンを外しておけば、サムターン回しの被害を防げます。こちらも費用の相場は、一か所につき部品代と作業料金を併せて3～4万円です。

参考サイト　☆ カギ番号のお取扱いにはご注意を!! ☆日本ロックセキュリティ協同組合

玄関引き戸のリフォームで防犯性の高い家にする

ドアリモ玄関引戸B10

日本の家づくりは、要塞のように守り固めるという欧米の家づくりとは違い、自然の恵みを採り入れるという考え方が基になっていました。その結果、日本の家で使われ続けてきた引き戸には、陽射しや風を採り入れやすいという良さがある一方、外部からの脅威をシャットアウトするという面では、それほどの強さを備えていない出入り口でもありました。

その為、防犯という観点から考え「玄関の防犯性を強化したい」とお考えになっている方は少なくないと思います。そして玄関引き戸を製作しているメーカーも、時代の移り変わりとともに、玄関引き戸の防犯性能向上の重要性に配慮した製品を開発しています。最新の玄関引き戸には、ピッキング、ガラス破り、サムターン回しなど、侵入強盗のあらゆる手口に対する備えがあります。

玄関引き戸を最新の製品に交換すると、防犯性を向上させられるだけではなく、玄関周りの雰囲気を一新する、玄関引き戸の使い勝手が向上するなどの効果も得られます。特に、リフォーム用玄関引き戸を開発製造販売しているメーカーの中で、ykkの玄関引き戸はデザイン性や機能性に優れた玄関引き戸です。

ykkのリフォーム用玄関引き戸の特徴

ykkのリフォーム用玄関引き戸には、防犯性、断熱性の高さ、多彩なデザインとカラー、手軽な工事といった良さがあります。

防犯性の高い玄関引き戸

引き戸は玄関ドアに比べると、防犯性が低いのでは？と心配される方もいらっしゃると思いますが、ドアリモの引き戸には、様々な防犯対策が施されています。

侵入強盗は、平成15年を境に減少してはいますが、侵入強盗の手口は、巧妙になっているため、まだまだ多くの人々が被害を受けています。戸建て住宅で発生する侵入強盗の経路で、最も多い場所は無締り、2位がガラス破り、3位がドア錠破りです。鍵のかけ忘れを防ぐことが非常に重要ですが、窓や玄関からの侵入を防ぐ必要もあります。

参考サイト　警察庁　住まいる防犯110番

5か所の錠でこじ破りを防ぐ

ガラス破りや、ドア錠破りはいずれもドアを不正開錠し、こじ開けて家の中に侵入する犯罪です。そして、侵入強盗犯が、最も嫌うこと、犯罪をあきらめる原因となることは、開錠に時間がかかることです。侵入者の多くは、5分以内に開錠できないと、侵入をあきらめるそうです。そこで、時間をかけないと開錠できないように、ドアリモの引き戸には、5か所に錠が設けられています。

ディンプルキーでピッキングを防ぐ

ピッキングとは、特殊な器具を使って不正開錠する犯罪です。ドアリモの引き戸には、複雑な形状のピッキングに強いディンプルキーが採用されています。しかも上下に関係なく差し込めるリバーシブル仕様なので使い勝手の良さも備えています。

脱着シフターでサムターン回しを防ぐ

召し合わせ錠は取り外しのできるつまみがついています。取り外してしまえばつまみを回せないので開錠できません。

断熱性

古い引き戸には断熱性がなく、引き戸の玄関は寒いというイメージがありますが、複層ガラスが使われているykkの玄関引き戸には、断熱性があります。複層ガラスとは、2枚のガラスの間の空気層が熱の伝わりを妨げるガラスです。引き戸にはガラス部分が多いので、ガラス部分を複層ガラスにすることで断熱性が向上します。玄関の向いている方向や地域に気候に合わせて、より断熱性の高いLow-E複層ガラスも選択できます。

玄関引き戸の交換が1日で完了するカバー工法

ykkの玄関引き戸は、カバー工法という方法で交換します。現在の枠の上に新しい枠を被せ、新しい引き戸を取り付ける工事です。壁や床を壊さずに工事をするので、朝開始して夕方には工事が完了する手軽さです。

玄関引き戸の交換にかかる費用

ykkの玄関引き戸にかかる費用は、2枚建ての引き戸で製品代と工事費を含めて30～50万円です。ガラスの種類やデザインによって玄関引き戸の本体価格が変わります。

窓屋窓助は、窓・玄関・エクステリアリフォーム専門店です。

私達は、窓・玄関・エクステリアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。

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