玄関用後付けスマートキーに交換する方法
新築してから数年しか経っていないという場合には、玄関用後付けスマートキーに交換する方法が向いています。築数年の住宅の玄関ドアなら、経年褪色や傷による見た目の悪さや、住宅の歪みによる開閉のし難さなどの問題が発生していないからです。まだきれいで、使い勝手も良いドアを、新しいドアに交換するのはもったいないですよね。
玄関用後付け用スマートキーには、サムターンを遠隔操作して施開錠するタイプ、スマホと連携できるタイプ、シリンダーに被せて使用するタイプ、リモコンキーで操作できるタイプなどがあります。どのタイプを選んだ場合であっても、DIYで取り付ける方法と、業者に依頼する方法があります。
DIYで取り付ける方法
DIYで玄関用後付けスマートキーに交換する方法には、コストを抑えられるという良さがありますが、確実に行う為には、いくつかの注意点があります。
玄関用後付けスマートキーの選び方
玄関用後付けスマートキーには、電子錠と電気錠があります。電子錠は電池を使用しますが、電気錠は電気配線に繋ぐ必要があります。電気配線に繋ぐ為には、専門家の工事が必要なので、DIYで玄関用後付けスマートキーに交換する場合には、電子錠を選ぶ必要があります。
現在玄関ドアにつけられている鍵のタイプを確認する
鍵のタイプ、鍵の取り付け位置によっては、玄関用後付けスマートキーに交換できません。現在の玄関ドアについている鍵を確認してから、玄関用後付けスマートキーを購入しないと、合わなかった場合、無駄になってしまいます。
玄関用後付けスマートキーに交換する為には、シリンダーと分離されている、シリンダーとドアノブの間に十分なスペースがある、一般的な形状のサムターンである、ドアノブがレバーハンドルである(サムラッチ錠や、玉座は交換不可)という条件を満たしている必要があります。
取り付け方を確認する
電子錠の取り付け方には、主に3つの方法があります。両面テープで固定する、現在の鍵の為にあけられている穴を利用する、ドアに電子錠を取り付ける為の必要な穴を空けるという方法です。DIYで玄関用後付けスマートキーに交換する場合には、ドアの室内側に貼りつけた両面テープの上に、電子錠を貼りつけるという両面テープで固定する方法を選ぶ必要があります。
業者に依頼する方法
業者に依頼する場合は、電子錠でも、電気錠でも取り付けられますが、製品代の他に工事費がかかります。スマートキーの製品価格は、スマートキーの種類やグレード、購入先によって幅があるので一概には言えません。一般的には、1万円台で購入できる製品から、5万円程度の製品まであります。
この製品代に加えて、1万円程度の工事料金がかかります。費用は掛かりますが、DIYより選択できるスマートキーの種類が増えることに加えて、確実に取り付けてもらえるので安心です。
玄関ドアを交換する方法
玄関ドアを交換する際に、オプションでスマートキーが選べます。築年数が長い住宅の場合、キーレスにする以外にも、様々な玄関の問題を解決できるので、おすすめしたい方法です。「玄関だから仕方ない」とあきらめていたり、「機会があれば何とかしたい」と思っていたりすることの多い、築年数が長い住宅によくある問題点にはどのようなことがあるのでしょうか?
寒さや風通しの悪さは「玄関だから仕方ない」ことですか?
玄関は暖房の熱が届かない場所なので、冬は冷える場所になりやい場所です。板ガラスの袖やランマのついたアルミの玄関ドアには断熱性がないので、家の中の暖かさは、どんどん逃げて行ってしまいます。また、築年数の長い家では、ドアの開閉がしにくくなるというほどの歪みが出ていなくても、ドアと壁の間に隙間が生じていることがあります。隙間が生じてしまうと、その部分から冷気が侵入してくるので、玄関ドアはより寒くなってしまいます。
YKKAPドアリモの玄関ドアには、2種類の断熱ドアがあります。ドアの向きや、地域の気候に合わせて選べるよう、高断熱ドアと一般的な断熱ドアが用意されています。断熱ドアとは、ドア本体に断熱材は充填されている他、袖やランマなどのガラス部分には、複層ガラスが使われています。高断熱タイプには、枠にも断熱材が、ガラス部分には、Low-E複層ガラスが使われています。
日本には、冬は玄関が寒いという住宅が非常に多く、またほとんどの人が、それが当たり前のことだと思っています。しかし、断熱ドアにすれば、冬も冷えない快適な玄関にすることができます。さらに、家中の窓が断熱化されている住宅であれば、玄関を断熱化することで、家の中の温度差をきわめて小さくすることができます。
参考サイト 開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?
また、玄関には窓がないことが多く、風通しが悪い場所になりやすいという問題もあります。梅雨時から夏にかけては、高温多湿になるため、玄関内にカビや嫌なニオイが発生してしまうこともあります。YKKAPドアリモの玄関ドアには、そのような問題を解決できる玄関ドアとして通風ドアがあります。
通風ドアとは縦に細長い通風機構がついたドアのことです。防犯上、問題があるため、風を採り入れたくでも玄関ドアを開放することはできませんが、通風機構のついたドアは、ロックしたまま、風を採り入れられるドアです。幅が狭いので、通風機構から、外部の視線が入り込んだり、侵入強盗犯が腕を差し入れたりする心配がありません。また、高性能なクリアネットが貼られているので、虫の侵入も防げます。玄関からの風は、居室の窓へと通りぬけていくので、家中の換気が良くなります。
参考サイト 換気はどうして必要?〜その理由から適切な換気方法まで〜
「機会があれば何とかしたい」玄関の見た目
玄関は、家の顔とも言われる場所です。玄関の見た目は、家全体の印象に影響を与え、家全体の印象は、その家に住む家族の印象に影響を与えます。玄関周りを小綺麗に調えていても、木製玄関ドアの塗装が剥げていたり、アルミ玄関ドアの表面に拭き掃除をしても取れない細かな白いカビが発生していたりすると、玄関の見た目が悪くなってしまいます。玄関ドアを交換すれば、キーレスと同時に、家全体の印象を向上させることができます。
築年数の長い住宅は防犯性が低い
侵入強盗の被害は、一時期より減ってはいますが、まだまだ数多く発生しています。最も多い手口は無締りの玄関ドアや窓からという犯罪ですが、玄関ドアを不正開錠して侵入するという手口による犯罪も数多く行われています。そして、その手口は、年々巧妙になっています。
最新の玄関ドアには、近年、巧妙になり続けている、侵入強盗の手口に対する対策が備わっています。一方、10年以上前の玄関ドアの多くは、十分な防犯対策が備わっていません。玄関ドアの交換で、キーレスにするだけではなく、防犯性も高められます。
参考サイト 住まいる防犯110番
YKKAPドアリモなら玄関ドア交換が1日で完了するカバー工法
カバー工法という壁を壊さない工事で交換するので、騒音や粉塵も少なく、1日で完了します。玄関ドア交換でキーレスにする方法は、何よりも、鍵の部分だけの工事をする後付けに比べて、ドアに穴を空けることなくキーレスにできるので安心です。
YKKAPドアリモの特徴についてはこちらのコラムをご覧ください。リモコンキーとカードキーの違いもご覧いただけます。
YKKAPのリフォーム用玄関ドア・ドアリモには、優れた機能性と、高い防犯性を持つドアが揃っています。玄関ドアの機能の高さと防犯性は、暮らしやすさをぐっと向上させます。デザイン性の高さでは定評のあるYKKが提供するリフォーム用玄関ドアで、玄関のリフォーム計画を進めてみませんか?
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