勝手口ドアが侵入強盗犯に狙われやすい理由
玄関ドアや勝手口ドアは、侵入強盗犯にとって、出入りがしやすい場所です。戸建て住宅の侵入強盗の被害の中で、最も多い手口は、無締りのドアからの侵入です。2番目に多いのは、ガラス破り、3番目がドア錠破りです。勝手口ドアは、この3つのどれにも当てはまる条件を持っています。
玄関のドアは必ず施錠するのに、勝手口ドアの施錠は忘れやすい
外出の際、玄関から出るので、鍵のかけ忘れはそれほど多くありません。しかし、勝手口ドアは、内側から施錠することが多いので、ついかけ忘れてしまうことがあります。
しかも、玄関ドアは通りに面しているので、人目につきやすいですが、勝手口は裏口とも呼ばれることがあり、人目につきにくい場所です。給湯器やエアコンの室外機、ごみの仮置きなど、日常的には人目につかない方が、住宅の外観の雰囲気を損ねずにすみます。しかし、もし無締りであれば、格好の標的になってしまいます。
勝手口ドアは玄関ドアに比べてガラス部分の面積の広いデザインが多い
勝手口ドアは、キッチンや洗面所に設けるドアです。キッチンや洗面所は、リビングなどと比較すると、日当たりが悪い場所にある間取りが多いです。加えて、調理や入浴で水蒸気が発生する為、換気の良さが求められる場所です。その為、ドア全体が窓になっているようなデザインが主流です。侵入強盗犯は、簡単にガラスを破って腕を差し入れ、鍵を開けてしまいます。
勝手口ドアは玄関ドアに比べて鍵が簡易的に作られている
玄関ドアには2ロック、しかも鍵そのものに高度な防犯対策が備わっています。施錠忘れさえしなければ、最新の玄関ドアの場合、ほぼ完璧と言っていいくらいの防犯性能です。それと比較して、勝手口のドアはほとんどシングルロックで、鍵そのものも、複雑な構造には作られていません。
参考サイト 住まいる防犯110番
なぜ勝手口ドアの交換で防犯性を高められるの?
最新の勝手口ドアは、近年の侵入強盗犯の手口に対する対策が施されています。その為、古いタイプの勝手口ドアから、最新の勝手口ドアにするだけで、防犯性が向上します。勝手口ドアを製造しているメーカーはいくつかありますが、その中でYKKAPの勝手口ドアは、防犯性の高さ、デザインの豊富さ、断熱、通風機能など、勝手口や洗面所の使い勝手をより向上させる要素が詰まっています。
YKKAPかんたんドアリモの勝手口ドアの3つの防犯対策
YKKAPかんたんドアリモの勝手口ドアに備えられている防犯対策は、2ロック、2つの鎌錠、脱着サムターンの3つです。
2ロック
上下に2か所鍵がついています。侵入強盗犯にとって、侵入にかかる時間は、犯罪をあきらめるか続行するかの分かれ目です。侵入に5分かかると侵入者の約70パーセントが、10分以上かかると侵入者のほとんどが犯行をあきらめるといいます。2ロックなら、開錠にかかる時間は2倍になり、犯行をあきらめさせることに繋がります。
2つの鎌錠
侵入強盗の手口の一つに、こじ破りという手口があります。ドアと壁の隙間にバールなどを押し込み、無理やり鍵を破壊して侵入するという手口です。この手口に対抗する為、ドアリモの勝手口ドアには、鎌錠が使われています。鎌錠とは、鎌のような形状になっている施錠用のカンヌキのことです。鎌のような形状なので、強引にドアをこじ開けようとしても、鎌ががっちりと食い込み、開錠できません。
脱着サムターン
ガラス部分を破ったり、ガラスがない勝手口の場合には、ドア本体に穴を空けたりして、その部分から腕や器具を差し入れて、サムターンを回して開錠する手口を、サムターン回しと言います。しかし、サムターンがなければ、回すことができず、開錠できません。YKKAPかんたんドアリモの勝手口ドアのサムターンは、取り外しできるタイプです。勝手口ドアは、内側から開け、外に出ずにそのまま閉じるという使い方をすることが多いのではないでしょうか?その為、常にサムターンを取り外す習慣をつけておけば、玄関から外出する際、勝手口の施錠忘れを防げます。
安全合わせ複層ガラス
オプションで、より防犯性と防災性を高める安全合わせ複層ガラスをつけることができます。安全合わせ複層ガラスは、ガラスの間に強度と柔軟性に優れた樹脂中間膜を挟み込んだ複層ガラスです。ガラスを割ろうとしても、ヒビが拡がるだけで、大きな穴を空けられません。その為、侵入強盗のガラス破り対策に役立ちます。また、台風の際に、硬いものがガラスにぶつかってガラスが割れてしまっても、破片が飛散しにくいので、被害を最小限に食い止めます。
キッチンや洗面所の使い勝手を良くするYKKAPかんたんドアリモの勝手口ドア
勝手口ドアのあるキッチンや洗面所は、勝手口ドアの機能の選び方で、使い勝手を良くすることができます。勝手口ドア交換で、防犯性を上げることに加えて、キッチンや洗面所のお悩みを解決しませんか?
寒さを改善
朝食の支度やお弁当作り、朝の身支度や洗濯など、キッチンも洗面所も、早朝から使う場所です。冬の朝は、冷え込みが厳しく、家事をこなすのが大変…というキッチンや洗面所もあるのではないでしょうか?そんなお悩みを解決する為、YKKAPかんたんドアリモの勝手口ドアには、断熱タイプがあります。
ガラス部分は、アルミ樹脂複合窓になっているので、冬の冷気を採り込まず、暖房の熱を逃がしません。アルミ樹脂複合窓とは、外側はアルミ、室内側は樹脂のサッシと、複層ガラスが組み合わされた窓のことです。より断熱性を高めたい場合には、暖かい太陽光を採り込み、室内の暖房熱を逃さない断熱タイプのLow-E複層ガラスにすることもできます。
結露を改善
冬、外気温と室内の温度の差が大きくなると、結露が発生します。結露の量は、空気中の水蒸気が多いと、より増えてしまいます。キッチンでは調理、洗面所では浴室からの水蒸気があるため、結露の量も増える傾向にあります。結露の拭き取りが大変ということもありますが、長年の間には、住宅の寿命を縮めてしまう恐れもあります。
断熱タイプの勝手口ドアは、複層ガラスと室内側の樹脂フレームの組み合わせで構成されています。その為、ガラスにもフレームにも結露の発生が抑えられます。
暑さを改善
勝手口ドアが面している方向によっては、夏の午後、陽射しの強さで室温が上昇してしまうことがあります。夕食の支度時に火を使う調理をする際、室温が高いと作業が大変です。そのような環境にある場合には、遮熱タイプのLow-E複層ガラスが問題を改善します。遮熱タイプのLow-E複層ガラスは日射熱と紫外線を遮り、冷房の効率を向上させます。
換気の悪さを改善
YKKAPかんたんドアリモの勝手口ドアは、ドアを閉めたまま、通風硝子を上下にスライドさせて、風を採り込めます。全開にも半開にもできるので、その日の気候に合わせて、風の量を調整できます。加えて、従来の網戸に比べて、風通しを20パーセントアップするクリアネット網戸が標準仕様で搭載されています。この網戸は網目が細かいので、小さな虫の侵入も防ぎます。
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勝手口ドアの防犯性を上げることは、住宅全体の安全に繋がり、断熱ドアを選ぶことで、キッチンや洗面所が快適な空間に生まれ変わります。YKKAPかんたんドアリモの勝手口ドアで、勝手口の防犯性と快適性を向上させませんか?
YKKAPかんたんドアリモの勝手口ドアには、明るさが選べる様々なデザインが用意されています。詳しくはこちらのコラムをご覧ください。
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