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外部からの視線が気になる窓の目隠し対策
通りからの視線が気になってくつろげない
隣家の窓と向き合っている
夜間に入浴しているとガラスに人影が写ってしまう
家族のそれぞれの居室は、どの部屋もプライバシーを守りたい場所です。外部からの視線を気にせずくつろげ、勉強や仕事をする際には、集中できる環境を調えたいものです。通りや隣家からの視線が入ってくる状況では、くつろげません。夜間に入浴すると、窓に人影が映っていると思うと、ゆったり入浴もできません。このようなプライバシーが確保されない家は、そこに住む家族に精神的なストレスを与えます。
家は、他のどの場所よりも、安心でき、休息できる場でなくてはなりません。常にプライバシーが脅かされるような日々が続くと、本来の家の役目を果たせなくなってしまいます。ただ、視線を遮るために、カーテンを閉めたままにすると、陽射しや風が採り込めず、外の景観も楽しめません。浴室は、換気ができず、カビが生えてしまうかもしれません。
このような場合には、外付けのルーバーが向いています。外付けのルーバーは、窓の外にブラインドが設けられているようなイメージです。室内から操作できるので、タイミングに合わせてルーバーの角度を細かく調整できます。
参考資料 論報2000_住宅の心理的支配
YKKAPの多機能ルーバー
外付けのルーバーには、YKKAPの多機能ルーバーが使い勝手が良く、リビングの腰高窓や、書斎、寝室、子供部屋など家族の居室、浴室に向いています。
YKKAPの多機能ルーバーは、ルーバーの角度を細かく調節できるので、目隠しをしつつ、陽射しと風を採り入れられる上に、日除けとしても活用できます。
取付け方法によるタイプ別特徴
多機能ルーバーは、取り付け方法の違いによって、得られる効果が変わります。
四方枠(網戸付き)タイプ
四方に枠が設けて、外部から視線を妨げ、上下、側面からの雨風の吹込みを軽減します。網戸付きなので、虫の侵入も心配ありません。網戸は室内から外すことができるので、手軽にお掃除ができます。吹き降りの際に雨や風が室内に入り込みやすい部屋の窓に向いています。
たて隙間隠し付きタイプ
側面からの視線とも風の吹込みを防ぎます。
標準タイプ
側面の隙間からも自然の風を取入れ、プライバシーを確保しながら採光をすることができます。
ルーバーの素材による違い
多機能ルーバーには、アルミルーバーとポリカルーバーがあります。
アルミルーバー
外部からの視線や直射日光をカットしながら換気や採光ができます。
ポリカルーバー
適度な採光性と目隠し効果が両立します。ルーバーを閉じていても自然な光を通します。
この他に、上部ポリカ(5枚)+下部アルミルーバーという上部にポリカルーバー、下部にアルミルーバーを組み合わせたタイプがあります。ルーバーを閉じていても、上部から陽射しが入ります。
ルーバーの可動範囲を選べる2つのタイプ
全範囲を動かせるタイプと、上下に別けて動かせるタイプがあります。
全範囲可動タイプ
上下分割可動タイプ
上下を分けて動かせるタイプです。常に視線が入ってくるというような環境であっても、上部だけを開閉し、光や風を取り入れられます。
上部だけ開けると、ハイサイドライトのような効果が得られます。
浴室に多機能ルーバーを設けた施工事例はこちらからご覧いただけます。
YKKAPプライバシースクリーン(固定ルーバー)
窓の外に設置するポリカーボネートで作られたガラスカラーの目隠しです。視線を遮りながら、陽射しの明るさは採り入れます。多機能ルーバーのように動かすことはできませんが、スリット部分から通気ができます。隣家に面している浴室やトイレに向いています。
視線と同時に日射を遮蔽したい窓の目隠し対策
陽射しは、家の中に明るさと暖かさを届けてくれる良さがあります。しかし、季節や、窓の向きによっては、室温を上昇させたり、紫外線で壁や床、家具を褪色させてしまったりします。外部からの視線も気になるが、夏の室温上昇も防ぎたいという場合には、アウターシェードが向いています。窓からの日射熱は、屋根や壁からの日射熱よりさらに室内の温度を上昇させるので、窓の日射遮蔽は、夏の涼しさに役立ちます。
参考サイト 開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?
YKKAP アウターシェード
アウターシェードは、日除け対策に大きな効果を上げますが、同時に目隠しの働きもします。特にテラスやウッドデッキに面したリビングや、バルコニーに面した部屋の窓に向いています。
設置する場所に合わせて収まりを選べます。
庭の景観が見えなくなってしまうのは嫌だな…と思われるかもしれませんが、日射と外部からの視線は遮り、室内からの景観は妨げません。
目隠し対策にアウターシェードを設けた施工事例です。夜間に窓を開けても、室内のプライバシーが守られます。また、洗濯物を取り込む時間が遅くなっても、洗濯物が見えないので、侵入強盗犯の標的になるリスクが低下します。
詳しくはこちらからご覧ください。
アウターシェードについてはこちらもご覧ください。
今ついている窓はそのまま、日差しを遮るシェードを取り付けるアウターシェード
目隠しをしながらより開放的な空間を造りたいリビングの窓の目隠し対策
隣家との距離が狭く視線が気になるリビングだが、せっかくの掃き出し窓に、ブラインドやカーテンを閉めっぱなしにはしたくない、視線を遮りつつ、より広く、視線の気にならない部屋にはできないのだろうか…?そのような希望は、正面デザインパネル付き屋根 アウタールーフを設けることで叶えられます。
正面デザインパネル付き屋根 アウタールーフ
屋根と柱で構成されるアウタールーフを、掃き出し窓の外側に設け、正面にデザインパネルを取り付けると、リビングがより広く感じられ、視線も遮ります。室内の窓のブラインドやカーテンを、閉めっぱなしにしていると、室内が暗くなる上に、圧迫感があります。しかし、窓から離れた位置に目隠しがあれば、室内の窓は開放できます。
正面デザインパネルのタイプ
正面デザインパネルは、風や陽射しは通し、視線は遮ります。
この他にも、腰壁タイプの納まりなど、たくさんのバリエーションがあります。
窓のリフォームでする目隠し対策
キッチンや浴室、トイレなど、サイズの小さい窓には、窓のリフォームでも目隠し対策ができます。
窓交換で視線を遮るガラスを選ぶ
視線を遮るガラスの入った窓に交換します。
内窓で視線を遮るガラスを選ぶ
視線を遮る内窓を設けます。内窓は断熱以外に、防音・遮音効果も得られます。
ガラス交換で視線を遮るガラスを選ぶ
2枚のガラスの間にブラインドは組み込まれているタイプのアタッチメント付きのガラスに交換します。
窓のリフォームでの目隠し対策は、どの方法であっても、複層ガラスを採用すれば、断熱効果も同時にあげられます。浴室、洗面所、トイレは、暖房の熱が届かない場所なので、特におすすめです。
窓の目隠し対策には、様々な選択肢があります。目隠ししたい部屋の使用目的と目隠しをしたい理由、窓の外部の環境、予算に合わせて、最適な方法が選ぶことが大切です。
窓屋窓助は、窓・玄関・エクステリアリフォーム専門店です。
私達は、窓・玄関・エクステリアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。
窓の目隠し対策もお任せください。最適なプランをご提案いたします。
いつでも、お気軽にお問い合わせください。