内窓は障子タイプで二重窓(二重サッシ)に|張替不要で結露も軽減

内窓は障子タイプで二重窓(二重サッシ)に|張替不要で結露も軽減

和室の窓には和紙調の内窓がおすすめです。光や視線が調整もできる障子の良さをそのままに、面倒な張替も不要で結露も軽減できます。

今回は和室にピッタリの和紙調ガラスの内窓の施工事例や補助金情報、お客様の声もご紹介します。ご検討中の方はぜひ参考にしてください。

和室にピッタリな和紙調ガラスの内窓

和紙調のガラスを使った木目調の内窓

和室には和紙と木の格子で作られた障子が使われています。窓の内側や、室内から縁側への出入り口などに取り付けられ、採光量を調節したり熱の出入りを抑えたりする役目を担っています。

襖と違って光を通すので、続き間への出入り口としても重宝すると同時に、和紙や木の美しさが和室らしい趣を醸し出します。

ただ障子には複数のデメリットがあります。

毎年張替をしなくてはならない

障子は採光量を調整できる分、毎日陽射しを浴びている為、変色してしまいます。また、お子さまやペットのいる家庭では、1年経たないうちに破れてしまうこともあるでしょう。

隙間風が入る

和紙と木にはどちらも断熱性があります。窓の内側に取り付ける障子は、冬は窓から逃げる暖房の熱を、夏は侵入して来る太陽の直射熱を妨げる働きをします。それなのに部屋が寒い理由は隙間が多いからです。

日本の家は湿度から木材を守ることを基本に建築されてきたことから、気密性より通気性が優先されていました。建具も同じで、障子にはレールと枠の間や障子と障子の間から、熱が出入りしてしまうのです。

一方、窓に障子がなければ陽射しが直接室内に入るので、畳や家具があっという間に褪色してしまい、夏は室温も上昇します。また、窓の面している環境によっては、通りや近隣の住宅からの視線が気になることもあるでしょう。

そこでおすすめしたい方法が、障子の代わりなる和紙調ガラスの内窓の取り付けです。和紙調ガラスの内窓は障子のように隙間が生まれることがありません。気密性が高いのでガラスやサッシの断熱性がそのまま生かされ、いままで悩まされてきた冬の寒さや結露、夏の暑さが改善されます。

それと同時に和紙や木の格子の美しさで和室に違和感なく溶け込むというインテリア面からの良さもあります。

また、和紙は一般的な紙よりも耐久性が強い紙ではありますが、耐久性という面においてはガラスに叶うものではありません。特に障子には光を通せるよう、極めて薄い和紙が使われているので破けやすいのです。

一方、和紙調ガラスであれば耐久性が高いので破れる心配がなく、拭き掃除も手軽にできることに加え、紫外線で褪色や変色をする心配もありません。その為、毎年のように障子を貼り替える手間がかかりません。取り付け時に時間程度の工事時間がかかるだけで、その後はずっと使い続けられます。

二重窓にするメリット

YKK AP 和紙調ガラスの内窓プラマードU

障子を内窓に替えて二重窓にするメリットには、断熱性向上と結露軽減、防音、防犯が挙げられます。

断熱性が向上し冷暖房の効率がよくなる

二重窓にすると、内窓と外窓の間に生まれる空気層が熱の出入りを妨げる働きをする為、断熱性が向上し、室温の管理がしやすくなります。熱の出入りが少ない空間ではエアコンが効率よく働き、少ない電気量で快適な室温を維持できます。

さらに内窓の和紙調ガラスには複層ガラス、又はLow-E複層ガラスが使われています。複層ガラスとは2枚のガラスが組み合わされているガラスで、ガラスとガラスの間の空気層が熱の伝わりを抑える働きをします。

加えて、内窓のサッシに使われている樹脂サッシには、熱を通さないという性質と、弾力性があります。サッシ部分からも、サッシと窓枠の間、サッシとサッシの間からの熱の出入りも抑えられる為、熱の出入りも冷気の侵入も抑えられます。

結露が軽減する

断熱性が高まると外気温が窓の内側に伝わりにくくなり、窓ガラスの内側と室温の差が抑えられる為、結露が軽減します。

Low-E複層ガラスには熱の伝わりを抑えるLow-E膜がコーティングされているので、複層ガラスよりさらに高い断熱性を備えています。その結果、室内をより暖かくしやすくなり結露の軽減量も多くなります。

防音できるようになる

障子には防音の働きがありませんが、窓枠と密着する内窓には外窓と内窓の間の空気層によって音の出入りを防ぐ働きもあります。

和紙調ガラスには複層ガラスもありますが、防音性の高い厚みのあるガラスもあります。騒音の問題がない、又は近隣からの日常的な生活音を防音したいという場合には、複層ガラス、又はLow-E複層ガラスの和紙調ガラスが向いています。

内窓設置について詳しくはこちらからご覧ください。

一方、線路や幹線道路など一般的な騒音よりレベルの高い騒音を解決したい場合には、厚みのあるガラスが必要です。

本気の防音・断熱/内窓PLAST(プラスト)について詳しくはこちらからご覧ください。

内窓はメーカーやガラスの種類によって防音性の高さが変わるので、お部屋の環境に合う防音性の高さを備えた内窓を選ぶことが大切です。

犯罪抑止効果が生まれる

侵入強盗の侵入経路の割合

画像出典:警察庁住まいる防犯110番 侵入窃盗の侵入口

二重窓には二重にガラスを破壊し2つの鍵を開けなくてはならない為、不正開錠に手間がかかることから犯罪抑止効果があります。戸建て住宅への空き巣の侵入経路で最も多い場所は窓ですが、同時に空き巣が嫌う窓は侵入に手間取る窓です。その為、二重窓は空き巣狙いから家を守ることにも貢献します。

和障子のような内窓で二重窓にした施工事例

和室の窓に和障子のような内窓を設け二重窓にした新潟市や長岡市の事例をご紹介します。

YKKAP内窓プラマードU 和室の腰高窓戸先錠の事例

新潟市 プラマードU腰高窓戸先錠の施工事例

和紙調硝子5mm+荒間格子組子の腰高窓を取り付けた事例です。施錠忘れを防ぐ戸先錠タイプの内窓プラマードUです。

お客様の声

リフォームのきっかけ
2F 2部屋だけ内窓設置していなかった為、外の音が気になっていました。

リフォームの結果
雨の音や隣の駐車場の音が軽減されました。

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>新潟市 和室の内窓について

YKKAP内窓プラマードU複層ガラス 腰高窓クレセント仕様

障子の張替えがなくなる和室の内窓設置

格子組み込み複層ガラスの腰高窓でクレセントタイプの内窓プラマードUです。

内窓を設けたいが和室の雰囲気は壊したくないというご希望に沿って和紙調ガラスの内窓を設けました。

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>長岡市 和紙の張替えがなくなる!?和室の内窓設置

YKKAP内窓プラマードU複層ガラス 掃き出し窓 クレセント仕様

YKKAP内窓プラマードU複層ガラス 掃き出し窓の施工事例

雰囲気のある立派な和室に調和する格子組み込みのLow-E複層ガラスの掃き出し窓クレセント仕様を取り付けた事例です。

お客様の声

リフォームのきっかけ
窓際から、冬は冷たい空気、夏は暑い空気が入るため、内窓をつけようと考えた。

リフォームの結果
部屋全体が明るく素敵になりました。障子戸、だいぶちがいます(暑さ)

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>新潟市 室内の雰囲気も考えた内窓の製品選定

 YKKAP内窓プラマードU和室用複層ガラス 掃き出し窓

横繁吹寄格子が組みこまれた内窓プラマードUを取り付けた事例

立派な格子が付いた障子戸の代わりに、横繁吹寄格子がペアガラスの内部に組み込まれた和室タイプ内窓プラマードUを取り付けた事例です。

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>三条市 和室の雰囲気を崩さず内窓を設置する方法

内窓PLAST 和紙調ガラス和室用格子仕様 腰高窓

雰囲気のある和室用内窓で防音対策

意匠性的にもこだわりがある和室の防音性を高めたいというご希望に沿って格子が組み込まれている和紙調ガラスやわらぎの内窓PLASTを取り付けた事例です。

お客様の声

リフォームのきっかけ
部屋の外の車の音が気になっていた。

リフォームの結果
車の音が気にならなくなった。強風の日の風の音も気にならなくなった。

 こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>上越市 雰囲気のある和室用内窓で防音対策

内窓PLAST やわらぎ(くも)5mm組み込み 掃き出し窓

防音とバリフリーを実現した内窓プラストの施工事例

窓まわりの寒さを解決したいが和室の雰囲気に調和し、ベランダに出る際に段差のない内窓というご希望に沿って、和紙調ガラスを使った防音性の高い内窓プラストを取り付けた事例です。畳と外窓の高さとフラットに納め、ベランダへの出入りが楽にできるよう工事をしました。

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>内窓PLASTのバリアフリー納まり in 長岡市

障子タイプの内窓が対象になる補助金

窓の補助金に関する説明

省エネ住宅を推進する為に国が実施している補助金事業の中に、窓のリフォームを対象にしている先進的窓リノベ2024事業があります。

窓のリフォームで住宅を省エネ化することが目的ですので、和紙調ガラスの内窓も補助金の対象となります。窓の性能の高さによって補助金額が細かく設定されていますが、窓への補助金の中で最も高額な補助金です。

環境省 先進的窓リノベ2024事業 公式サイト

この事業は先進的窓リノベ2024事業に登録されている窓製品を使うことが要件の一つですが、大信工業の内窓プラストもYKK APのプラマードUも登録製品です。

加えて先進的窓リノベ2024事業に登録している事業者が施工することも要件になっています。

内窓を取り付けて二重窓にするリフォームの検討中に窓の組み合わせ方で迷われたり、補助金を使って窓のリフォームを計画したりする場合には、お気軽にご相談ください。

窓屋窓助は登録事業者ですので、安心してお任せいただけます。

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>>>2024年度内窓(二重窓)・窓交換リフォーム補助金最新情報

補助金2024

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「二重窓にすると本当に暖かくなるのだろうか?」「どの程度までの騒音が解決できるのだろうか?」などの疑問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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内窓(二重窓)をはじめとして、窓やガラスの交換などの窓のリフォームでは、断熱性を高めて温熱環境を向上させ快適な家にすると共に、空き巣への不安、結露や騒音など家の中に発生している問題を解決することが第一の目的です。そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。

窓屋窓助が叶える窓や玄関ドアのリフォームは、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いで取り組んでおります。

補助金を利用したリフォームのお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

窓屋窓助編集部

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