YKKAPの窓断熱リフォームで補助金を利用し快適な家に！
窓の断熱リフォームは暑さと寒さ対策をして快適な家にするだけではなく、光熱費の節約にも繋がります。また、窓を断熱化するリフォームの方法によっては、防音や風通しへの対策もできます。
複数の窓を断熱化するリフォームは補助金や税金控除の対象になりますので、活用して冬暖かく夏涼しい快適な家を実現しましょう。
Contents
窓の断熱リフォームで寒さ暑さ対策
住宅の屋根や壁には新築時に断熱対策が施されていますが、築年数が長い住宅では、窓断熱がされていない住宅が少なくありません。また、築20年前後の住宅の中には、新築時に複層ガラスの窓にしたが、冷暖房の効率が良いとは言えないというケースもあります。
複層ガラスの窓なのに寒さ暑さ対策ができていない理由
まず、アルミサッシと単板ガラスの窓には、太陽の熱の侵入や、暖房の熱の流出を阻む働きがありません。また、複層ガラスであってもアルミサッシの窓であれば、それほど高い断熱効果は得られません。
1960年代にはアルミサッシと単板ガラス→1970年代にはアルミサッシと複層ガラス→1990年代にはアルミ樹脂複合サッシと複層ガラス→2010年代には樹脂サッシとLow-E複層ガラスというように、窓の断熱は進化し続けています。
現時点で最新の断熱性能を持つ窓は樹脂サッシとトリプルガラスの窓ですが、築年数が長い住宅には、断熱性がない、又は断熱性能が低い窓が取り付けられていることが多いです。
光熱費を節約できる窓の断熱化
断熱性がない、又は断熱性能が低い窓が取り付けられている住宅では、冷暖房の効率が悪く光熱費が嵩んでいるのではないでしょうか？比較対象がないので、なんだか電気代が嵩むなあ…電気料金が上がっているからかな…？と考えることもあると思います。
確かに電気料金は高騰していますが、家庭での電気の消費量には窓の断熱化が大きく影響しています。
YKKAPのカタログに窓の違いによる光熱費の増減が記載されています。
戸建て住宅での10年間の冷暖房費比較
| 窓の種類 | 地域 | |
| 盛岡 | 東京 | |
| アルミサッシ＋単板ガラス | 1,783,000円 | 755,000円 |
| アルミ樹脂複合サッシ＋Low-E複層ガラス断熱タイプ | 試算なし | 538,000円 |
| 樹脂サッシ＋Low-E複層ガラス断熱タイプ | 1,115,000円 | 519,000円 |
盛岡では67万円、東京ではアルミ樹脂複合サッシの樹脂窓なら22万円、樹脂サッシの断熱窓なら24万円お得になるという試算です。このデータの数字の算出条件は、4人家族が住まう延べ床面積120,08㎡の2階建て住宅、電気料金31円／kWh（税込み）です。
盛岡市は、省エネ基準地域区分で3にあたる地域なので、新潟よりも寒い地域です。新潟には、4地域と5地域があるので、6地域にあたる東京23区よりは寒く、上記試算表の中間だと考えて良いと思います。新潟の中でも寒さが厳しい地域ほど、節約できる光熱費が大きくなっていきます。
新潟の地域区分4と5にあたる市町村
| 地域区分4 |
| 長岡市(旧長岡市、旧栃尾市、旧越路町、旧山古志村、旧川口町、旧小国町に限る。)、三条市(旧下田村に限る。)、小千谷市、加茂市、十日町市(旧十日町市、旧川西町、旧松代町、旧松之山町に限る。)、妙高市、五泉市、阿賀野市(旧安田町、旧水原町に限る。)、魚沼市(旧堀之内町、旧小出町、旧湯之谷村、旧広神村、旧守門村に限る。)、村上市(旧朝日村に限る。)、南魚沼市、柏崎市(旧高柳町に限る。)、上越市(旧安塚町、旧浦川原村、旧大島村、旧牧村、旧中郷村、旧板倉町、旧清里村に限る。)、田上町、阿賀町、湯沢町、関川村 |
| 地域区分5 |
| 新潟市、長岡市(旧中之島町、旧三島町、旧与板町、旧和島村、旧寺泊町に限る。)、三条市(旧三条市、旧栄町に限る。)、柏崎市(旧柏崎市、旧西山町に限る。)、新発田市、見附市、村上市(旧村上市、旧荒川町、旧神林村、旧山北町に限る。)、燕市、糸魚川市、上越市(旧上越市、旧柿崎町、旧大潟町、旧頸城村、旧吉川町、旧三和村、旧名立町に限る。)、阿賀野市(旧京ヶ瀬村、旧笹神村に限る。)、佐渡市、胎内市、聖籠町、弥彦村、出雲崎町、刈羽村、粟島浦村 |
窓の断熱リフォームの方法による効果と費用の違い
窓を断熱化するリフォームには、窓交換・内窓・ガラス交換という3種類があり、この方法の違いによってリフォーム費用が変わります。また、同じリフォーム方法であっても、ガラスの種類とサッシの素材によって効果の高さとかかる費用が変わります。
窓交換
壁についている窓枠は残し、その上に新しい窓枠と窓を取り付けるリフォームです。工事にかかる時間は、一窓およそ約2時間～半日です。
交換できる樹脂窓（断熱窓）の種類と断熱性の高さ
| 断熱窓の種類 | 断熱性の高さ | 遮熱性 |
| トリプルガラス断熱タイプ＋樹脂サッシ | 非常に高い | 〇 |
| トリプルガラス遮熱タイプ＋樹脂サッシ | 非常に高い | ◎ |
| Low-E複層ガラス断熱タイプ＋樹脂サッシ | 高い | 〇 |
| Low-E複層ガラス遮熱タイプ＋樹脂サッシ | 高い | ◎ |
| Low-E複層ガラス断熱タイプ＋アルミ樹脂複合サッシ | 標準 | 〇 |
| Low-E複層ガラス遮熱タイプ＋樹脂サッシ | 標準 | ◎ |
窓交換の断熱リフォーム費用
YKKAP公式サイトに表示されている複層ガラス、又はLow-E複層ガラス＋アルミ樹脂複合サッシに交換した場合の引違い窓の工事費込み価格です。ガラスとサッシ、サイズの違いによって製品価格と工事費が変わる為、費用相場には幅があります。
| 窓のサイズ 大 | 窓のサイズ 中 | 窓のサイズ 小 |
| 幅 160 ~ 190cm高さ 190 ~ 200cm | 幅 160 ~ 190cm高さ 90 ~ 110cm | 幅 70 ~ 80cm高さ 90 ~ 110cm |
| 約 26〜36 万円 | 約 18〜25 万円 | 約 15〜22 万円 |
引用：YKKAP 樹脂窓ラインアップ
新潟エリアでの窓交換の断熱リフォーム費用
新潟での引き違い窓への窓交換の製品価格＋工事費を合わせた費用です。サイズによって費用に幅があります。
| 窓の種類 | 腰高窓 | 掃き出し窓 |
| 複層ガラス＋アルミ樹脂複合サッシ | 約13万円～20万円 | 約19万円～26万円 |
| Low-E複層ガラス＋アルミ樹脂複合サッシ | 約15万円～22万円 | 約21万円～29万円 |
窓交換の特徴はこちらのページで詳しくご覧いただけます。
＞＞＞壁は全くこわすことなく、窓を交換する
新潟エリアでの窓交換の価格について詳しくはこちらからお問い合わせください。
内窓
今ある窓は残し、室内側に新しい窓を設け二重窓にするリフォームです。工事にかかる時間は一窓およそ1時間です。内窓に使う窓にはすべて樹脂サッシが使われます。ガラスは複層ガラスとLow-E複層ガラスが使われます。
窓交換より費用を抑えられるので、家中の窓を断熱化するリフォームではこの方法が採用されることが多いです。
プラマードUの内窓設置にかかる工事費込み価格
YKKAPのサイトに記載されているマドリモ プラマードU（引き違い窓）の工事費込み価格です。ガラスの種類とサイズによって価格に幅があります。
| 窓のサイズ 大 | 窓のサイズ 中 | 窓のサイズ 小 |
| 幅 160 ~ 190cm高さ 190 ~ 200cm | 幅 160 ~ 190cm高さ 90 ~ 110cm | 幅 70 ~ 80cm高さ 90 ~ 110cm |
| 約 11〜18 万円 | 約 6〜12 万円 | 約 5〜11 万円 |
YKKAP 樹脂窓ラインアップ
新潟エリアでのプラマードUの内窓設置にかかる工事費込み価格
新潟でのマドリモ プラマードU（引き違い窓）の工事費込み価格です。サイズによって価格に幅があります。
| ガラスの種類 | 腰高窓 | 掃き出し窓 |
| 複層ガラス | 約7万円～9万円 | 約11万円～13万円 |
| Low-E複層ガラス | 約8万円～10万円 | 約13万円～15万円 |
| 防犯合わせ複層ガラス | 約14万5000円～16万円 | 約21万5000円～23万円 |
プラマードUの特徴はこちらのページで詳しくご覧いただけます。
＞＞＞ 今ついている窓はそのままに、内窓をつける！
ガラス交換
今あるサッシは残し、ガラスだけ交換する方法です。ひと窓30分で工事が完了する手軽なリフォームです。ただ、窓交換と内窓設置では窓全体の結露が改善されますが、ガラス交換の場合はサッシの結露は解決されません。
ガラス交換にはYKKAPのアタッチメント付きのガラス、又は薄く高い機能性を持つ真空ガラススペーシアが使われます。
YKKAPアタッチメント付きのガラスへのガラス交換の工事費込み交換費用
| 腰高窓 | 13,000～19,500円 |
| 掃き出し窓 | 20,000～30,000円 |
真空ガラススペーシアの工事費込み交換費用
30,000円～70,000円／㎡
アタッチメント付きガラスもスペーシアもサイズとガラスの種類によって製品価格が変わる為、リフォーム費用も変わります。
窓の断熱リフォームで使える補助金と税金控除
窓の断熱化リフォームをすると、家庭での省エネ化を支援する事業による補助金が受けられます。
次世代省エネ建材の実証支援事業
公募期間
2023年9月4日（月）～2023年11月30日（木）17:00締切
改修方法
①外張り断熱 ②内張り断熱 ③外窓と玄関など全ての開口部の断熱のいずれか
補助額上限
150万円/戸
一般社団法人環境共創イニシアチブ 令和5年度 次世代省エネ建材の実証支援事業
【全国対象】既存住宅における断熱リフォーム支援事業
公募期間
令和5年9月4日（月）～令和5年12月8日（金）
改修方法
① トータル断熱 断熱材、窓、ガラスを用い、住まい全体での断熱改修
② 居間だけ断熱 窓を用い、居間をメインに断熱改修
補助額上限
120万円/戸(玄関ドア5万円を含む)
公益財団法人北海道環境財団 補助事業部【全国対象】既存住宅における断熱リフォーム支援事業
リフォーム促進税制による所得税の控除
所得税（リフォーム促進税制（旧投資型））の特例措置について （最終更新：令和４年12月）
性能向上リフォームを推進することで、省エネ性に優れた良質で次の世代に資産として承継できるような住宅ストックを形成するための制度です。
概要 一定の省エネ改修工事を行った場合、改修後居住を開始した年の所得税額が一定額控除されます。（適用期限：令和５年12月31日）
所得税減税
省エネリフォームを行うと所得税が減税されます。
控除額
50万円超～上限250万円の窓の断熱改修工事にかかった費用の10％
詳しくはこちらでご覧いただけます。
＞＞＞PDF省エネ改修に関わる所得税の特別控除
住宅の断熱化をする場合、窓のリフォームが最も効果的であり、屋根や外壁の断熱改修より費用を抑えられます。
現在の住宅の温熱環境や窓の状態、又断熱以外に窓で解決したい問題、窓のリフォームに計画している予算を考え併せた上で、リフォームの目的に合った方法を選ぶことが大切です。
予算内でリフォームの方法と、ガラスやサッシの種類を選び、どのように組み合わせていくかということによって、リフォーム費用は大きく変わります。どのように組み合わせたら良いのかしら…？と迷ってしまった時には、お気軽にご相談ください。
新潟のYKKAPの窓断熱リフォームは地域No.1専門店の窓屋窓助へ
私達は窓や玄関ドアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。
そして、地域No.1専門店ならではの自信と誇りを持って、優良な工事と価格で窓のリフォームを承っております。
窓交換をはじめとして、窓やガラスの交換などの窓のリフォームでは、断熱性を高める、結露を軽減するなどの希望を叶え、騒音など家の中に発生している問題を解決することが第一の目的です。そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。
窓や窓助が叶える窓や玄関ドアのリフォームは、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては！という想いで取り組んでおります。何時でもお気軽にご相談ください。
