玄関が暗いなら明るさ対策をしよう!風水?照明?採光?
窓のない玄関では、玄関内が暗くなってしまうことが多いです。特に北向きの玄関の場合、ランマや袖がついているのに暗いことがあります。風水では、明るい玄関は運気が良くなるそうです。
現実的には玄関が暗いと、朝気持ちよく出かけられない、電気代が嵩むなどの問題があります。どのような対策で暗い玄関は明るくできるのでしょうか?
気持ち良く過ごせる玄関には明るさが必要
風水では玄関は家の中で気を呼び込む重要な場所とされているそうです。運気を呼び込める玄関は明るく清潔で、窓があり、寒くない環境が良いそうです。北向きの玄関が良くないとされるのは、暗くて寒い玄関になってしまうからなのでしょうか?
風水を興味がない人であっても、明るく清潔で、季節に応じた快適な室温が維持された玄関は、気持ち良く過ごせるので好ましい玄関だと思います。この良い玄関の条件の中で窓に関しては、新築や大掛かりなリフォームをしない限り設けることができません。それでは、窓以外の要素、明るさ、清潔さ、冬は暖かく夏は涼しい玄関にする為にはどのような対策があるでしょうか?
玄関を明るくする方法
玄関は外出の際に準備を調える場所です。その玄関が、陽射しの入らない暗い場所であると、スムーズに靴を選んだり、履いたりできません。せっかく玄関のクローゼットにコートや帽子を収納してあっても、いったんリビングに戻り、色合わせをすることになってしまうかもしれません。また、訪問客にとっては家全体の印象が暗く感じられてしまうでしょう。
外出、帰宅の際にも、来客をお迎えする際にも、明るい玄関には心地よさがあります。陽射しが入らない玄関には明るさ対策をして、暗い場所にしておかないことが暮らしを快適にします。そして、窓のない玄関を明るくする方法には、照明を取り付ける方法と窓の代わりに玄関ドアから風を採り入れる方法があります。
明るい照明に交換する方法
窓のない暗い玄関には、天井に照明が付けられていると思いますが、それでも暗い印象になってしまっている場合には、照明の選び方に注意が必要です。
LEDライトには電球色、昼白色、昼光色という3種類のカラーがあります。電球色は暖かさが感じられるオレンジ色の電球色、自然光に近い色合いの昼白色、爽やかな青っぽい色合いの昼光色があります。帰宅時のホッとした気持ちを迎え入れる玄関の照明には、暖かさが感じられる電球色が向いています。
また、玄関には土間から上がり框への段差があるので、足元まで明るく照らされるということも大切です。加えて、玄関に来客があった際にお互いの顔に陰ができないよう、顔を合わせる場所の上部の壁につける、玄関全体を明るく見せる為には来客から向かって奥にあたる部分に、サブライトとしてスポットライトやダウンライトをつけるなどの工夫が必要です。
玄関内に観葉植物や小物を置くコーナーはある場合には、そのスペースを照らす照明も加えるとより明るい雰囲気が醸し出されます。
玄関ドアを採光タイプに交換する方法
玄関ドアの中には採光量の多いデザインの玄関ドアがあります。希望する採光量にあったデザインの玄関ドアに交換することで、明るい玄関に生まれ変わらせることができます。
- 上部採光 採光窓の大きさで光の入り具合を調節できます。
- 小窓採光 視線を遮りながら採光できます。
- スリット 足元までしっかり光が入ります。1スリットから4スリットまであります。
袖やランマがついているのに明るくないとい場合には大採光デザイン、日当たりが良い向きではあるが現在は採光部のない玄関ドアを使っているというような場合には1スリットデザインというように、ドアの向きに合わせてデザインを選べます。
ガラス部分が多いと玄関内が冬は寒くなるのでは?家の玄関は西向きなので新築時にはガラス部分のない玄関ドアにしてあるのだが、採光デザインにすると日射熱で夏は暑くなるのでは?などの不安を感じる方もいらっしゃると思います。
確かに単板ガラスがガラス部分に使われている玄関ドアであれば、ガラス部分が多くなるほど、ガラス部分からの熱の出入り量が増え、夏暑く冬寒い玄関になってしまいます。一方、断熱玄関ドアには、本体部分に断熱材が組み込まれている他に、ガラス部分には複層ガラスが使われているのでその心配はありません。
複層ガラスには基本の複層ガラスの他に、断熱性がより高い断熱タイプのLow-E複層ガラスと紫外線や日射熱をカットする遮熱タイプのLow-E複層ガラスがあります。北向きの玄関ドアにはより高い断熱タイプのLow-E複層ガラス、陽射しが強く当たる方角に向いている玄関ドアには遮熱タイプのLow-E複層ガラスというように、環境に合わせて適切なタイプを選べます。
採光窓のある断熱ドアに交換すると、照明と冷暖房にかかる光熱費を抑えられます。
参考サイト 経済産業省・資源エネルギー庁 住宅による省エネ
玄関を明るくする手っ取り早い方法は、採光できる玄関ドアにすることです。陽射しが入る玄関から気持ち良く出かける生活を手に入れませんか?
玄関ドア以外に、窓の見直しも住宅の断熱対策に役立ちます。
清潔な玄関にする方法
玄関の明るさには、陽射しや照明の灯りといった物理的な明るさもありますが、清潔感も明るさをサポートします。
見た目をすっきりさせる
玄関のたたきに靴を出しっぱなしにしない、土間の泥汚れを放置しない、傘や雨靴はすぐに乾かして完全に乾いてから収納する、汚れのついたままの靴を収納しない、古い靴は捨てるなどの方法で、玄関内がすっきりし清潔感が明るさを感じさせます。
観葉植物や花を置く
花や緑があると、爽やかな明るさが生まれます。風水では生花は清潔で明るい家に入ってくる旺気を呼ぶとされています。また邪気をはらう効果のある観葉植物もあるそうです。花や緑のある玄関は、生活のゆとりの感じられる明るい雰囲気の玄関になるのではないでしょうか?
風を通す
窓のない玄関は暗いだけではありません。風通しが悪いという環境も生み出してしまいます。風通しが悪い玄関は清潔さを維持できない玄関でもあります。そもそも玄関は、靴についた泥や、傘についた雨水で湿度が高くなりやすい場所です。湿っぽい物を乾燥させる働きをする風も光もない玄関では、湿度の高さが解消されません。
その結果、収納してある靴にカビが生える、収納してある靴から嫌な臭いが発生し、玄関内に臭いが充満するというような環境になってしまうことがあります。このような環境になってしまうと、明るい照明を点けたり、花や観葉植物を置いたりしても、清潔感が損なわれ明るい玄関ではなくなってしまいます。
窓のない玄関を清潔感のある明るい玄関にする為には、風を通すことも重要なポイントです。採光デザインの玄関ドアにする際に通風機能をつけると光と風が得られるので、一挙に玄関内の快適さが得られます。
通風機能のある玄関ドアは、通風機構という玄関ドアをロックしたまま開放できる縦に細長いすべり出し窓がついています。幅の狭い窓ですが、十分な採風量があり、玄関内だけではなく2階の窓へと風が抜けてくので家中の換気が良くなります。
参考サイト 玄関ドアの教科書・採光・通風
YKKAPの玄関ドアには、玄関内に風を採り込み家中の換気を良くする通風機構付きのドアもあります。
親子ドアの場合には、ドア本体のデザインで採光量の多いタイプを選び、通風機構のついた子扉と組み合わせると、明るく風の通る玄関に生まれ変わります。玄関の明るさは清潔さを伴うことで、快適さ、心地よさを生み出します。光と風を採り入れる玄関ドアに交換して快適な玄関を実現しませんか?
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