風除室でおしゃれな雨・雪・風対策ができる玄関に
寒さの厳しい地域では風除室を備えている住宅が多く見うけられます。玄関をすっぽりと包む風除室は、雪や雨、風から玄関を守ります。既に備わっているけれど見栄えが良くない、古くなっているというような場合には、風除室を後付けでし、かっこいい玄関ポーチに生まれ変わらせることができます。おしゃれな風除室のある玄関にしませんか?
風除室を後付けすると便利な玄関周りになる
玄関には家族を外部の侵入者から守るという役割と外観デザインを引き立て家の印象を向上させるという役目があります。玄関ポーチには、雨や風から家を守り、外出や帰宅の際の家族を雨や雪、風から守るという役割があります。この玄関ポーチが透明な壁で包まれていると、玄関ポーチがより便利なスペースに変わります。
雨や雪、風から家族を守る
外出帰宅の際に、吹き降りの雨が降っていたり、強風が吹いていたりすると、屋根だけでは防ぎきれません。傘についた雨や雪を払っている間にびしょ濡れになってしまうこともあるでしょう。風除室があれば、そのような心配がありません。ベビーカーに載せた子どもに風邪をひかせる心配も減らせます。
また、雨や雪の水滴で玄関内を汚す心配もありません。風除室で傘やコートについた水滴を落としてから玄関内に入れます。玄関内に濡れた傘を持ち込むと、湿度が高くなり、カビが発生したりする恐れがあります。しかし、風除室に濡れた傘やコートを置いておけば、玄関内の湿度上昇をある程度防げます。
風が強い日には玄関ドアが煽られることもあります。大人なら心配はありませんが、子どもには危険です。風除室があれば、強風が吹いていても、玄関ドアが煽られて子どもが指を挟むなど思わぬ事故が発生する心配がありません。
参考資料 東京消防庁 強風・突風による救急事故の発生状況について
雨や雪、風から玄関を守る
吹き降りの雨や強風は、玄関を開けたとたんに玄関内に入り込んでくることがあります。雪の季節には、玄関ドアの前に雪が降り積もってしまい、朝出かけようとしたら玄関ドアが開かないというような事態を防げます。玄関ポーチに雪が降り積もらないので、凍り付いて滑る心配もありません。加えて、雨水や埃から玄関の汚れも防ぐので、玄関ドアの経年劣化の進行が緩やかになります。
冷気の侵入を抑える
風除室は玄関周りを包んでいるので、外部からの冷気の侵入を抑えられます。風除室+断熱ドアの組み合わせで、暖房の熱は逃げず冷気の侵入が抑えられた暖かい玄関が生まれます。
花粉や埃を落とせる
花粉の季節には、コートや靴に花粉がついています。そのまま玄関内に入ると花粉が家の中に舞い散ってしまいます。風除室があれば、そこで花粉や埃を落とせるので、家の中に花粉が舞い散る心配がありません。
参考サイト 厚生労働省 花粉症Q&A集(平成22年度)
収納スペースとしても使える
玄関内にはベビーカーや子どもの自転車を入れたくないが、雨風からは守りたいという場合、風除室を収納スペースとしても活用できます。庭用の箒や塵取り、ガーデニング用品などの置き場、ごみの収集日の前日から朝までのごみの仮置き場にもできます。
一時的な作業ができる
宅急便で届いた荷物を解包する、鉢植えの植え替えをするなどの一時的な作業もできます。鉢植え植物の世話は気候の良い季節には楽しみです。ただ、寒くなってきて家の中にあげる植物の植え替えなどをする時期には、風除室で作業ができると楽です。
風除室をおしゃれにするアイディア
玄関を守るだけではなく、風除室は収納スペースとしても使える訳ですが、その使い方次第でおしゃれにもなり、見栄えが悪くもなってしまいます。風除室は枠とガラス部分の組み合わせなので、内部が良く見えるからです。その特徴を活かし、収納の方法でおしゃれな風除室を演出しましょう。
棚
壁面に棚を設けて飾りつけをすると自分の好みに合わせたおしゃれな空間が生まれます。
観葉植物
棚に小さな鉢植えを置いたり、大き目の鉢を床に置いたり風除室内に緑を配置すると印象が良くなります。
ウォールフック
ウォールフックをつけ、ウォールフックと雰囲気が調和するハンガーをけると、コートをかける時に便利なだけではなく、風除室のアクセントにもなります。
ポスト
風除室内にポストをつけると、雨や雪で郵便物が濡れることがありません。天候の悪い日でも楽にポストをチェックできます。
YKKAP風除室セフターⅢの特徴
「家の玄関には風除室がつけられるのかしら…?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、風除室は、玄関ドアの位置や住宅の形状に合わせて、設置方法を選べるようになっています。また、外壁の色や住宅全体のイメージに合わせて、色や屋根の形を選べます。
出入り口のタイプ
出入り口には2タイプの引き戸とドアがあります。
上吊り式 ハンガー引戸
下部にレールがつかないタイプです。ベビーカーや車いすの乗り入れがしやすい、躓きの心配がない、建物デザインに調和するという特徴があります。
引き戸には正面から見える枠の幅が細くシャープな印象の2枚建ての片引き戸と両引き戸、通行の幅を3分の2まで拡げられる袖プラス2枚の引き戸で構成される2枚引き込み戸があります。片引き戸、2枚引き込み戸にはオプションでたて型スライドユニットを組み合わせられます。
たて型スライドユニットは、ランマを付けたくない、又は開口部の高さや幅が小さくランマや袖がつけられない、開けっ放しで換気をするのは防犯上の不安があるというような問題を解決します。引き戸がロックされていても常に換気ができる状態を作れるので、夏場熱気がこもってムシムシするというような状況を防げます。 せっかく玄関ドアが通風機構のあるドアであっても、風除室の換気ができないと、玄関ドアの機能が活かせません。また、換気が良くなると結露の発生を防げます。
参考サイト 一酸化炭素中毒に注意しましょう
参考資料 建築の結露と健康性
片引き戸は、引戸を開けた状態から手を離すと自動的に閉まるオートクローザ内蔵のタイプを選べます。軽い力でスムーズに開くことができ、閉まる時は閉じ際の約250mmから減速し、静かに確実に閉まります。
レール式 引戸
下部にレールがあるタイプです。バリエーションが豊富にそろっている、風よけ、雪よけの機能が高いという特徴があります。
ドア
玄関先の間口が狭くても設置できる前方にドアを開けるタイプです。
窓のタイプ
風除室の換気は、縦型スライドユニットの他に、窓を設ける方法もあります。また、明かり取り用の高窓や側面のFIX窓など、採光の為の窓もあります。
納まり
玄関ドアの納まりにはいろいろなタイプがあります。が凹んでいる収まりでも、飛び出ている収まりでも、平面の収まりでも、後付け風除室は設置できます。
YKKAPの風除室セフターⅢを参考にして、どのような収まりがあるのか確認していきましょう。
平面タイプ
玄関ドアが凹んでいる部分にあるタイプの玄関に採用する凹み部分の前面を覆い、壁とフラットな状態にする納まりです。
L字タイプ
片側に袖があるタイプの玄関に採用するL字型の納まりです。
コの字タイプ
玄関ドアと庁側の壁がフラットになっているタイプの玄関に採用する、前側に飛び出す収まりです。
屋根
住宅のデザインや敷地条件に合わせて3つのタイプが用意されています。
標準屋根
屋根勾配が調節できる片流れ屋根です。屋根勾配15°の一般タイプと、5°~30°に屋根勾配を調節できるタイプがあります。
合掌屋根
4枚建ての引き戸用の屋根です。
玄関周りの雪や雨を防ぎつつ,、住宅の外観を損ねないおしゃれな風除室で、玄関の使い勝手を向上させませんか?
窓屋窓助は、窓・玄関・エクステリアリフォーム専門店です。
私達は、窓・玄関・エクステリアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。
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